Airbnb初心者がホストからいい評価をもらうための最低限のマナー

Airbnbで旅行する時や、思い切ってホストをしようと思っている時に、お互いに「部屋を貸してくれるのは、どんな人なのだろう…少し不安。」や「ゲストは、どのような人が来るのか心配。」という思いはありますよね。
ホテルであれば、ゲストにしてもホストにしても「大勢の職員もいて何かの時は人が呼べる。」というお互いの安心感もありますが、個人の部屋(家)や個人のゲストとなると、信頼できるホストと信頼できるゲストに利用してほしいというのは、切実な願いです。
お互いの信頼関係で安心して、泊まれたり、泊まってもらえるように、Airbnbでは、ゲストとホストの安心のためにレビューとして、相互評価を行っています。
今回はレビューと、ゲストが高評価が得られるコツを紹介して行きますね。
Airbnbのレビューとは…
Airbnbのレビューは、ホストとゲストの双方がレビューを書き終えるまで、お互いのレビューは読めない事になっています。
例えば「先にレビューを書いたゲストのレビューに良くないことが書かれていたから、ホスト側も良くないレビューを書こう」…というような事がないように、お互いにレビューを書き終えて公開した時点で、お互いが書いた内容が読めるシステムです。
ここには、これからAirbnbで予約するゲストの事も考えて、レビューには事実をありのまま書くようになっています。また、このレビューに書かれた内容は予約リクエストの可否を判断する際の参考にもなります。
ゲスト側のレビュー
レビューはゲストの自己紹介ページに、今までの旅行で受けたレビューが一覧になって、掲載されます。
初めて利用する時は、今までのレビューはないのですが、慎重なホストは「高レビユーのゲストしか宿泊の受け入れをしない。」と、フィルターがかかっている事もあります。
レビューには、今まで旅行したホストからのレビューが書かれています。このレビューを見て、ゲストからの宿泊リクエストのあったホストは「受け入れるか、拒否するか」を決めます。
良いレビューのゲスト
ホストからのレビユーが長文で「ハウスルールを守り、部屋を綺麗に使用した。」「また来てほしい。」「すべてのホストに推薦できるゲスト」と書いてあるレビューは、信用できるレビューだと思います。
世界の何か所も旅をしていても、そのホストが決めたハウスルールをきちんと守り、部屋をきれいに使用するゲストは、どの国でも良いレビューが書かれています。
このようなレビューのゲストは、安心して受け入れられます。
少し困ったこともあるゲスト
反対に信用できないレビューは、短文で「Thank you for staying.」とだけ書かれているものがあります。
「泊まってありがとう」だからいいんじゃないかな…と、私も最初は思いましたが、ホストをしていくうちに「書きようがないから、これで濁しておこう…」という思いがあるのだなとわかりました。
「本当はもっと書きたい事はあるのだけれど…まぁ、今後の旅行に差し支えるとかわいそうだから…まぁ、これで濁しておこう…わかる人にはわかるかも…」と、ホストから精一杯のゲストへの気遣いの言葉なのです。
このようなレビューのゲストは、少し不安を感じながらも、部屋が空いている時は受けいれる事もあります。
絶対に来てほしくないゲスト
気遣いレビュー以上に、本当に単刀直入に「汚して帰った。」「もう来ないで欲しい。」「他のホストの部屋では、こんなに汚さないように心を入れ替える方が良い。」…等、正直に書かれているレビューも多いです。
特に外国のホストはシビアに書いています。そして、私たちホストにとても参考になるレビューでもあります。私も他のホストの参考になるように、本当に困ったゲストに対しては、ありのままを書くように心がけるようにしています。
このような悪いレビューのゲストは、「受け入れ不可」にして私は断っています。多分、慣れているホストであればほとんどが「受け入れ不可」にして断るのではないでしょうか。
誰だって、自分の部屋が汚されたり、近所に迷惑をかけたりして民泊が継続できなくなることは避けたいですよね。
このような事から、レビューが低い評価のゲストは、泊まれる民泊が限られてくることになります。高レビューを得ることは、今後の旅行のために大切なのですね。
では、高レビューを得るためにどのような事を、ポイントとして押さえておくと良いのでしょうか。
ゲスト側が高レビューを得るポイント
部屋を貸す(ホスト)を体験して、高レビューをつけるポイントを書きますね。
1、ハウスルールを守り、部屋をきれいに使う。(当たり前の事なのですが、文化の違いがあったり性格も影響したりなのか、ゴミが部屋中に散乱したり、食器やお鍋など洗っていないままの事もあります。)
2、到着したら「到着しました。」メールを送る。(これだけでホストは安心してゲストに対して良い感情を持ちます。)
3、部屋にゲストノートブックのような物があれば、何か一言でも旅の思い出などを書いておく。(この一言を書くだけで、ホストも気持ちが和み、少し部屋が片付いていなくても甘めの評価をしてしまいます。)
4、チェックアウトの時間は守る。(部屋にチェックアウトの張り紙を英語と日本語でしていますが、チェックアウト30分後に掃除に行っても、まだ寝ていたり、準備が出来ていなくて掃除を待つこともたまにあります。やはり、評価は厳しくなります…)
5、部屋の地図はプリントアウトして、確認できるようにしておく。
ゲストの到着の時は、ホストも自分の仕事や車の運転中、公共機関利用中などで電話やメールでの問い合わせにすぐに対応できない事もあります。
ホテルなどはメインストリートに面していたり、フロントに電話すると24時間対応できたり、わかりやすい看板があるので安心ですがAirbnb(民泊)の場合は、個人の民家やマンションの一室なので、すぐにはわかりにくいかもしれないです。
また、送っている地図や住所、マップコードを確認しないまま来てしまい、レンタカーショップから「住所を教えて欲しい」と緊急の連絡が入ることもたまにあります。
ホスト側からすると、「事前に住所、地図、マップコードなど詳しい内容を送っているのに確認しないなんて…」と不信感となったり、また仕事中であればすぐに対応が出来ない事で心配したり…と、そのゲストに対して困った思いを持ってしまいます。
是非、地図を確認してわからないことは事前に解決しておいてください。
以上です。
基本的な簡単な事で、高レビューと5つ星評価だと思います。特にゲストノートがある部屋は、そのノートに一言だけでも書いてあると嬉しくなって評価も甘くなるので、利用価値ありです。私もついつい評価を甘くしてしまう事もあります。
また、無事に到着していることを伝えるだけで、ホストは安心します。「到着メール」は効果があると思います。
まとめ
Airbnbをゲストとして利用して、旅を始めようとされるかたへ、レビューの大切さと、高レビューを得るワザとして、書いてきました。
「旅行だから、このままでいいっか…」と部屋を汚したり、布団に水をこぼしたり、ゴミをゴミ箱に入れずに部屋中に散乱させたり…と、一昔前のバブルの頃の社内旅行の荒れ放題のままチェックアウトするお客さまでは、通用しないと思います。
相互評価なので、ホストの受け入れる側も「このくらいの片づけでいいか…」と不潔な部屋だと、レビューにもゲストから「衛生的ではない。」「掃除が行き届いていない。」としっかりと書かれているホストもいます。
ゲストとホストがお互いに、思いやりと気遣いを持ちながら、気持ちよく過ごせるように利用できればいいと思います。
ゲストの高レビューは、本当に基本的な事を守ることだけで高レビューは得られるので、これからAirbnbを利用してみようというかたは、上に書いた5つを実際にしてみて欲しいです。
そして日本や世界を「暮らすように旅をしてみよう」を、実践してみませんか??
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