一日では回り切れない?こんなにある!上野公園の観光施設、老舗名店

たまには一日上野公園を散策してみよう~

上野といえば上野公園が有名ですが、上野公園内には動物園だけでなく博物館、美術館などたくさんの観光施設があります。
また、以外と知られていないと思いますかが、数々の老舗の名店もあります。
上野駅からも近いですし、一日ゆっくり上野公園内を散策してみてはいかがでしょうか?

 

今回はそんな上野公園のおすすめスポットをご紹介します。
たまにはご夫婦でゆっくり、またはお孫さんを連れて遊びに行ってもいいかと思います。

公園・動物園

上野公園

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上野公園というと桜が有名ですね。
花見の時期はそれは見事な桜が咲き、都内でも有数の花見スポットです。
山手線の上野駅に隣接しているという立地の良さも魅力の一つです。
敷地内には動物園、博物館、美術館、神社仏閣が立ち並んでいます。

そんな上野公園ですが実はお食事処も名店がそろっています。

「鰻割烹 伊豆栄 梅川亭」

うなぎ料理の名店ですが、面白いのはこちらの会席コース料理
一般的な松竹梅とは反対なんです!

◇◆◇ 御会席コース料理 ◇◆◇
松コース
先付・前菜・お造り・煮物・酢の物・うな重・水菓子 8,640円(税込)

竹コース
先付・前菜・椀物・お造り・蒲焼・中皿・煮物・酢の物・食事・水菓子 10,800円(税込)

梅コース ※予約制
先付・前菜・椀物・お造り・蒲焼・中皿・煮物・酢の物・食事・水菓子 16,200円(税込)

特コース ※予約制
先付・前菜・椀物・お造り・蒲焼・中皿・揚げ物・煮物・酢の物・食事・水菓子 21,600円(税込)

会席料理はなかなか手が届かないですが、ランチは比較的リーズナブルですので、ランチを狙ってみてもよいと思います。
「ランチうな重」は一日限定10食ですが、2160円(税込)とお得、並ぶ価値がありますね。

「上野精養軒」

ゆうに100年の歴史を誇る西洋料理の老舗です。
日本にフランス料理を広めた草分け的なお店です。
建物内には、本格的なフランス料理の「グリルフクシマ」と、テラス席などがありオープンな雰囲気の「カフェラン ランドーレ」の2店舗があります。
お孫さんとのデートなら断然「カフェラン ランドーレ」の「パンダプレート」がおすすめです。
魅力なのはリーズナブルなお値段もそうですが、その可愛さ。
なんと名前の通りプレートにパンダのパンが乗っているんです。

ミルクパンダパン・ミニハヤシライス・白身魚フライ・粗挽きフランク・ミートボール・サラダ・スープ・デザートがついて1,750円はお得ですね

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出典:http://www.seiyoken.co.jp/

 

上野の杜 韻松亭

結婚間近のご両家顔合わせの食事会などにもよく使われる、懐石料理のお店です。
「鳥のすき焼きのコース(5,500円)」と「ご宴会お任せコース(飲み物込)1万円」が人気のようです。

落ち着いた個室が予約可能なので顔合わせや縁談などにも使われていそうです。

初々しいカップルに遭遇するかもしれませんね。

 

甘味処の新鶯亭 (しんうぐいすてい)

散策につかれたら気軽に入れるありがたいお店がこちらの甘味処です。
お汁粉屋、あんみつ、ところてん、おでん、かき氷など定番の甘味が500円から800円程度でいただけます。
おすすめは「鶯だんご」、三種類のおだんごが550円で食べられます。
外国の方の来店も多く、店内のいたるところに英語のメニュー紹介があるのも今ならではですね。

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どちらのお店も雰囲気は素敵ですが、お値段もそれなりです。
甘味処はともかく、気軽に入れるお店ではありませんが、たまには贅沢してもよいかしれませんね

 

不忍池

上野公園というと不忍池も外せません。
初夏から夏場にかけて、蓮の花の時期はとてもきれいです。

不忍池弁天堂を越えた所にあるボート乗り場もデートスポットして有名です。
学生時代よく上野に遊びに来ていましたが、不忍弁天堂の弁天様が女性なのでカップルでボートに乗ると嫉妬して別れさせられるという都市伝説があり、乗るのを躊躇したのを思い出しました。
お孫さんとのデートなら問題ないですね(笑)

最近ではポケモンGOの聖地としても有名で、中でも不忍池の中の弁天堂周辺はポケストップが集中しており、また水辺ということでコイキングが大量発生しているため夜でもすごい人だそうです。
ギャラドス、ハクリュー、シャワーズ、ミニリュウなども頻繁に出没しているそうで、あまりの人の多さ、マナーの悪い人によるトラブルで「不忍池の中の弁天堂周辺」は終日ポケモンGOが禁止となったようです。
ポケモンGO目当ての方はマナーに気を付けて行動してください。

 

上野動物園

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ジャイアントパンダで有名な上野動物公園、下町のデートスポットとしても有名ですね。
週末ともなるとカップルや小さなお子さんを連れたご家族でたいへんにぎわっています。

歴史は古く1882年開園とのこと。日本で一番古い動物園で戦時中の像の花子のエピソードでも有名です。
パンダや象、白クマなどが有名ですが、絶滅が危惧されているスマトラトラやニシローランドゴリラなどの希少種も含めて500種類ほどの動物を飼育していますので、ゆっくり観察しながら見ていくと半日つぶれてしまうかもしれません。

2016年10月12日にニシゴリラの「モモコ」が出産しましたが、残念ながら生後間もなくなくなったそうです。死亡後もモモコは子供を抱きかかえたままだったそうです。
動物の親も、子供への愛は変わらないのですね(涙)
そんなモモコに会いに行くのもいいかもしれませんね。
ただし、産後間もないため展示されていないこともあるとのことでした。

どの子たちもかわいくてどれもおすすめですが、その中でも得におすすめなのは動物と触れ合える「こども動物園」と「小獣館」

こども動物園ではモルモットやうさぎ、ハツカネズミなどの小動物と触れ合えますし、ヤギなどに餌をあげることができます。
かわいくて独り占めしたくなっちゃいますが、小さなお子さんのための施設ですので、小さな子が来たら譲ってあげましょう~(笑)

「小獣館」もおすすめです。
モモンガやチンチラハリネズミ、ミーアキャットやアルマジロなんかもいて見ていて飽きません。
かわいい小動物がたくさんいますよ~。

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動物のことをもっと詳しく知りたいと思われた方には「大人のための動物園・水族園講座」糖のも開催されているそうですので、応募してみてはいかがでしょうか?

「大人のための動物園・水族園講座」参加者募集

 

博物館

国立科学博物館

シロナガスクジラの原寸大模型が目尾引く博物館です。

こどものころ見学に行ったときは、フーコーの振り子をみて感動しました。
館内を見て回り、小一時間後にフーコーの振り子を見たとき確かに地球が動いているんだなぁと実感したものです。

「日本館」、「地球館」と分かれており、「日本館」では日本に落下した隕石や日本で発掘されたアンモナイトやフタバスズキリュウの化石等身大レプリカなどが展示されています。
フタバスズキリュウは見た目は恐竜っぽいですが恐竜ではなく首長竜に分類されるそうです。難しいことはわかりませんけど日本にこんな大きな恐竜みたいのがいたんだなぁと思うとびっくりです。

それ以外にもたくさんのものが展示されており、日本や地球の歴史、化学、物理に興味がある方は見始めると半日はかかってしまうかもしれません。

大きな科学博物館をただただ見ていくのも疲れてしまうので、博物館の方でおすすめしているコースでテーマを持って見学していくのがいいかと思います。

日本館のおすすめコースは

60分おすすめコース 日本人と自然の関わりコース
の2つがあるようです。

 

「地球館」は男の子だったら誰でもわくわくするようなテーマでいろいろなものが展示されています。

ミクロの世界は、素粒子の世界や光の早さ、重力、電気と磁気、物質の階層構造、元素の周期表など、マクロの世界は宇宙の起源や銀河団、星雲、太陽系など宇宙を探るというテーマで展示されています。
「シアター36○」という設備もあります。

「シアター36○」は、直径12.8メートルのドームの内側がすべてスクリーンになっていて、その真ん中のブリッジに立って、映像を見ることができるシアターです。

360°全方位に映像が映し出されていて、まるで宙に浮かんでいるような感覚になります。
ちなみに12.8メートルというのは実際の地球の100万分の1の大きさなんだそうです。

月ごとに違う内容の映像を流しているそうですので、一度見に行った方も違う映像が楽しめると思います。
親と子のたんけんひろば「コンパス」という、4歳から6歳のお子さん向けの体験型の展示室もあるそうです。こちらは土日、祭日は整理券が必要なほどの人気だそうですので、お孫さんを連れていかれてはいかがでしょうか?
大人が見ても楽しそうなカリキュラムですのできっと喜ばれますよ!

 

東京国立博物館

国宝「観楓図屏風」や国宝「普賢菩薩像」などを収蔵する国立の美術館です。
国宝、重要文化財というと京都や奈良など関西に集中しているのかと思っていましたが、国立美術館では収蔵している130品を超える国宝、千点近い重要文化財のその多くは東京美術館に収蔵されています。
収蔵品以外にも寄託品の展示もあります。

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本館以外にテーマに分けて以下のような分館で構成されています。

本館
東洋館
平成館
法隆寺宝物館
表慶館
黒田記念館

文化財に興味がないと正直見ても楽しくないものが多いかもしれません(^^;

東京国立博物館もおすすめコースが用意されていますので、まずはどんなものがあるのか、教科書に載っているような国宝、重要文化財を見てみたい方は「日本美術入門コース(30分)」がおすすめです。

仏像に興味がる方であれば「仏像大好きコース(150分)」がおすすめです。
(個人的にはこちらがおすすめですね)

法隆寺宝物館にはホテルオークラ直営のレストランがあり、ビーフストロガノフ、日替わりのパスタ、本格的なフランス料理、ホテルオークラ特製ケーキなどがご賞味できます。

拝観で疲れたらこちらのケーキセットで休憩してもいいですね。
また、東洋館別棟1階ではホテルオークラの和洋中それぞれの料理が食べれる「ホテルオークラレストラン ゆりの木」も併設されているそうです。
私も、全く知りませんでした~

 

美術館

国立西洋美術館

先日、建造物が世界文化遺産に認定され再注目を集めています。
展示品は常設展と企画展があり、それぞれ別料金となっています。
常設展だけでも立派な絵画や彫刻物が展示されていますので、まずは常設展を閲覧されてもよいと思います。
常設展だけであれば420円で入場できます。高校生以下は無料ですので、お孫さんと一緒に見に行ってもいいですね。

上野の森美術館

常設展示は行っていませんが、ポールスミス展や木梨憲武展など面白い展示会を開催する美術館です。
意外と無料の展示会をやっていることも多いので上野に行った際によってみるのもよいかと思います。
現在はデトロイト美術館展を開催しています。(2017年1月21日まで)
先日前を通りましたが、意外と混んでいない感じでした。

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神社仏閣

上野東照宮

東照宮とは徳川家康公をお祀りする神社で、日光東照宮が有名ですが上野島境遇も400年近い歴史があります。
現在の建物は1651年に三代将軍の徳川家光公が造営替えをしたもので、関東大震災での焼失を免れ、第二次世界大戦にも不発弾を被っただけで社殿の倒壊は免れたもので365年前の社殿ということです。
東京の空襲を逃れた、江戸時代の建築物として大変貴重なものです。

上野東照宮ぼたん苑も有名で、春のぼたん祭りとともに、冬ぼたんも有名です。

 

花園稲荷神社

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京都の伏見稲荷大社を思わせる鳥居が雰囲気のある神社です。
その歴史は古く350年以上の歴史があるそうです。
現在の「花園稲荷神社」という名前になったのは明治になってからだそうです。
日差しの差し込む夕方が綺麗でおすすめです。

 

上野大仏

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1631年に初建された大仏様ですが、関東大震災によって首が落ちてしまい、その後第二次世界大戦の供出令(きょうしゅつれい)により胴体を徴用されて、顔のみが残ったそうです。
まじかに大仏の顔だけがあるため一瞬ドキッとしますが、「これ以上落ちない」ということで合格祈願に来られる方も多いそうです。

 

清水観音堂

月の松が有名なお寺で、京都の清水寺を模した舞台もあり、こじんまりしたお寺ですが見どころがあります。
国の重要文化財ともなっています。

 

その他

下町風俗博物館

ちょっと異質ですが上野公園の端っこに風俗博物館があります。
風俗といってもいやらしい意味ではなく下町文化を垣間見れる博物館です。
1980年開館ということですから私の学生時代にはすでに開館していたんですね。

当時は興味がなかったので気が付かなかったのかも^^;

昭和初期の下町を思わする町並みで、当時の民家を再建したコーナーもあります。
「こどもの頃こんなだったなぁ」とか、「ばあちゃんちがこんな感じだった」なんて思いをはせたり、昔はこんな感じだだったと、お孫さんに話を聞かせてもいいかもしれませんね。

銭湯で使われていた番台なども展示されており、実際に番台に上がれるので人気があります。
私もガキの頃あこがれました(笑)

 

まとめ

いかがでしたか?

都内近郊にお住まいでしたら上野公園、上野動物園に行かれたことがある方も多いと思いますが、実は意外と知らない穴場も多いんです。
今度の週末にでも、ご夫婦で、またはお孫さんを連れて、お散歩、博物館・美術館めぐりなどはいかがでしょうか?

パンダプレート、ちょっと気になりますよね(笑)

 

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