1. TOP
  2. 初心者におすすめの四季咲きのバラ2 【赤いバラ】の育て方

初心者におすすめの四季咲きのバラ2 【赤いバラ】の育て方

ライフスタイル
この記事は約 9 分で読めます。 943 Views

赤いバラは愛の告白にぴったりで情熱的な花ですが、真紅のバラは庭にあると若干落ち着いた雰囲気に仕上がってしまいます。真紅のバラよりも、同じ赤系統でもピンク色の方が人目を惹き、淡いパステルカラーになるとキュートな色合いになって、乙女チックな花姿になります。

四季咲きのバラで、真紅とは違う赤系統の育てやすい品種をご紹介しました。個性的で魅力的な庭造りに、赤系統のバラは欠かせないアイテムです。

 

プリンセスミチコ

Princess Michiko #flower #rose #princessmichiko #薔薇 #プリンセスミチコ #instaflower

Miho Kuriharaさん(@tink7265)がシェアした投稿 –

 

プリンセスミチコはイギリス・ディクソン社より当時皇太子妃だった美智子妃殿下に贈られたバラです。直立木立性ですが、枝分かれの少ないほぼまっすぐな枝が1.5mまで伸びるため、立ち姿が神々しく美しく、プリンセスの名がつけられるにふさわしいバラです。

プリンセスマサコ、プリンセスアイコなどは濃いピンク色の花色ですが、プリンセスミチコの花色は「緋色」というのがぴったりの日本らしい朱色をしています。中心部分が黄色みが強く、上品な色合いになっています。

枝全体にとげは多いのですが、一つ一つのとげが大きめなので、全体としては扱いやすくなっています。花径は7㎝程度の中輪で、開き切ると半八重咲という感じになりますが、蕾~7部咲きくらいまではオーソドックスなバラらしい形状で花開きます。

背丈が大きくなるので、冬の強剪定では、樹高の1/3くらいまで切り詰めておかないと、花を下から見上げることしかできなくなってしまいます。

株はすくっと背が高く伸び、横に広がりにくいので、幅広く場所をとったりしません。特に誘引を心掛けなくても、切り花にもしやすい咲き方になります。

気品があって存在感のあるバラですが、バラ園でも数多くは栽培されておらず、大きめの株が比較的安価に販売されているので初めての方にもおすすめです。

 

オーバーザレインボー


出典:姫野ばら園 八ヶ岳農場

蕾のとき、蕾の先端が濃いピンク色で、全体としてはクリーム色がかった黄色なのですが、花びらの内側が濃いピンク色なので、開いていくにつれてピンク色が増えていくので、黄色い蕾、ピンクが少なめの7部咲き、ピンク色が濃く見える満開の花と、色のコントラストが多様な咲き具合を楽しめます。

花径は4㎝程度の小輪で花数も多く、樹高は50cm程度でこんもりと茂るミニバラなので、鉢植えでも庭植でも楽しめます。開花時期が四季咲きのバラの中でも早く、耐暑性にも富んで、年末まで豊富な花が楽しめます。

株が大きく育っても枝自体はあまり太くならず、樹高も低いので扱いやすいのですが、細めのとげは多めについています。株全体は込み合いませんが、枝の先端がいくつも枝分かれして花数が多くなります。

単色ではない花色がキュートなので、名前だけでなく「オズの魔法使い」のロマンチックな雰囲気にぴったりで、ほのかなスッキリとした甘い香りも楽しめるため、花殻つみしながらオーバーザレインボーを口ずさみたくなるバラです。

花数は多いといっても一般的なミニバラから考えると少なめですが、存在感のある花が長く楽しめます。ミニバラなので場所をとらず、値段もリーズナブルになっています。

 

ストロベリーアイス

 

花びら全体が白く、花びらの縁から中心に向けてピンク色に染められたようで、一枚一枚の花弁が波打つエレガントな半八重咲の8㎝くらいの中輪になるフロリバンダローズ(花が房咲きになる現代バラの品種)です。

八重咲というには花びらの数は少なめで、一重咲きのハマナスより若干花びらの数が多い程度になります。

つるバラのように太いつるがぐんぐん伸びるため、広い場所で育てる必要があります。あっという間に大株に育ち、花つきもとても良いので初心者でも育てやすいバラです。

横に広がって育つので、見ごたえがある大株に育ちます。太く長いつるが風にホワンホワンと揺れてしまうので、支え棒やフェンスに添わせるようにしましょう。

元気がないとき・花数が少ないときは株元が病害虫に侵されていて、他の品種なら枯れてしまうところを持ちこたえるほどの強さがあります。

秋花は春花よりピンク色が濃いため花色がより一層美しく、花径が小さめでも花数が多いので、年末までお庭での存在感はひときわです。

とげの数は多くはないのですが、一つ一つが大きめです。フランス・デルバール社作出ですが、低価格で販売されているため、手に入れやすいバラになっています。

強健種で巨大化しやすい品種のバラ・ニュードーンほどではないものの、ストロベリーアイスも強健種なので、挿し木に挑戦してみるのもおすすめです。

花数が多いので、花殻つみをし損ねることが多く、その場合はあっという間に根元が丸くなってきて大きなバラの実・ローズヒップになってしまいます。

 

芳純

#gardening #garden #rosa #rose#庭#薔薇#バラ#芳純

@may.ao518がシェアした投稿 –

 

芳純は資生堂の香水用の「香りのバラ」として、京成バラ園芸の研究所長鈴木省三さんが5年の歳月をかけて作出されたハイブリットティー(四季咲き大輪系のバラの品種を指し、HTとも表記されているもの)です。

枝は太くなりますが、樹高は1m程度までで大きくならず、こんもりとしたコンパクトな樹形で育つため、植木鉢で育てることもできます。鉢植えと言っても、ミニバラよりも大きくなるので、直径も深さも60㎝はあるような大きな鉢で育てるのがおすすめです。

花径は8㎝程度の大輪で、濃いピンク色の花びらの中心に白いラインが入ることもあります。花の形はオーソドックスな、「バラ」のイメージ通りのバラらしい形状で「半剣弁咲き」に分類されますが、花びらの先端がとがらず、全体的に丸い感じに花開きます。

「香りのバラ」の名に恥じない高い芳香性で、甘く優しいバラの香りがあたりに漂い、季節を問わず強い香りをしています。春花は花数が多く、秋花は春花より花数が少なくなって小さめの花径になりますが、花色が春花より濃いものになります。

とげは全体として少な目で、花数も多く、香りと姿で人目を惹く一鉢になります。花つきが悪くなった時は肥料切れの時が多いので、花数が少なめになったら施肥しましょう。

丈夫なバラですが、蕾の根元に大穴をあけて穴あきだらけの花にしてしまう大食漢の害虫・ホソオビアシブトクチバにとても好かれます。ホソオビアシブトクチバは殺虫剤があまりきかず、見つけたらテデトール(手で取ること)で対応します。一匹いると4~5匹が周りに必ずいるので、下の方の枝のあたりに伸びて寝ていたりするのを見つけて捕殺します。

芳純は魅力あふれるバラなのにリーズナブルな価格で販売されているため、はじめて育てるにはぜひおすすめしたいバラです。

 

ローゼンドルフシュパリースホップ


出典:姫野ばら園 八ヶ岳農場

長い名前ですが、日本語にすると「バラ村のシュパリースホップ」になります。花びらにウエーブがかかっていて、優雅な雰囲気がストロベリーアイスによく似ていますが、花びらは全体としてピンク色です。名前からわかるように、ドイツ生まれのバラです。

蕾~7部咲きの時に花色が濃く、花が開き切ると白に近いピンク色に色が変わっていきます。花数多く花をつけますが、肥料が切れてくると花をお休みさせてしまうので、夏以外は花数が少なくなってきたと思ったらすぐに肥料をあげるようにします。

つるバラとしてとても大きく育ち、寒冷地ではあまりつるが伸びず、こんもりしげるタイプのシュラブのように育つといいますが、実際は寒冷地でも驚くほどよく育ちます。あっという間に新枝のシュートがかなり太いつるになって大株に育つので、ホワンホワンと伸びていくつるを、アーチ状にしたり壁面を覆ったりとお好みに仕立てて楽しめます。

つるを強引に曲げるのは大寒のころに行いますが、ローゼンドルフシュパリースホップは生育が旺盛なので、伸びてきたらいつでもシュートの伸びる方向を定めてやらないとどうしていいのかわからなくなるほど生い茂ってしまいます。

秋口を過ぎると花数は少なくなってきますが、愛らしい花を長くつけてくれるので、育てがいを満喫できる株に育ちます。四季咲きのバラではなく、春以外は時々思い出したように繰り返して咲く・返り咲きのバラとして分類されることもあり、花数が少なくなってきたと思うと、次の花まで長く日数を要することもあるので、こまめに花殻つみと施肥を忘れないようにします。

とにかく大きく育つので、広い場所に植える必要があります。大株でも比較的安価なので手に入れやすいバラ苗です。

 

まとめ

一口に赤系統のバラと言っても、色の濃さで雰囲気が全く違い、真っ赤なバラよりも、ピンクのバラの方が人目を引いてロマンチックな庭に仕上げるのにも最適です。

つるバラ、ミニバラ、木立性、シュラブ性・・・いろいろな樹形のバラがありますが、ピンク色も含めると赤系統のバラが最も品種が多く、どんな樹形のものもそろっています。

育てたい場所に合わせて、お好みのバラをチョイスして育ててみましょう。

 

初心者向けの白バラの育て方もご紹介していますので、参考になさってください。。

 

ガーデニング初心者の方に向けて、ガーデニングを始めるにあたってのアドバイスをまとめた記事はこちら!

 

\ SNSでシェアしよう! /

ここからボックスの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ここからボックスの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
Sponsored Link

ライター紹介 ライター一覧

きなりのすもも

きなりのすもも

虫が大嫌いなのにガーデニングが好きなきなりのすももです。末子がいよいよ巣立つので、これから長野と東京を行ったり来たりの気ままな生活になる予定です。人生の新しいステージのはじまりにワクワクしています。

コメントを残す

*

この人が書いた記事  記事一覧

  • 水栽培で始めるはじめての植物栽培【室内栽培】後編

  • 水栽培で始めるはじめての植物栽培【室内栽培】前編

  • 【初心者でも簡単】はじめてのバラの挿し木

  • はじめての四季咲きのバラ管理法【剪定の仕方を知ろう】