あなたのむくみの原因は?自分で改善出来る食べ物があります

足がむくんでいるなと感じたことはありませんか?

むくみの原因にはいろいろなことがあります。

日頃の生活の中でむくみの原因になってしまうことをまず知っておきましょう。

自分で気づいて改善出来るもの、またはその陰に病気が隠れているものもあります。

ここでは、足のむくみの原因がどんなことからくるのかご紹介します。

自分に当てはまるものをチェックしてみましょう。

そしてセルフケア出来るものがあります。

 

むくみの原因を知る。むくみとは?

むくみとは、医学用語では「浮腫(ふしゅ)」と言います。

むくみは、カラダの中を流れる血液とカラダの中にある水分が関係しています。

簡単に言うと、カラダの中の血液で運ばれている水分や栄養ですが、カラダの中でスムーズな運びにならずに、細胞の中でいらなくなった水分が溜まってしまうと起こるのがむくみです。

むくみは多かれ少なかれ、誰にでも起こる事のある症状で自分でも感じないくらいのものから、カラダで感じるものまで様々です。

さてどんなむくみの原因があるのでしょうか。

 

むくみの5つの主な原因

①水分・塩分の摂りすぎ

水分や塩分の摂りすぎがむくみの原因になると言うのは、よく知られていることです。

妊婦さんは特に塩分の摂りすぎでむくみ症状が出やすくなりますね。

②長時間立っている状態

立ち仕事をしている人に多いのが、夕方になると足がむくんでしまうと言う症状です。

長い時間立っていると、血液が足の方に溜まってしまい、カラダの中の水分も下の方に溜まってしまうためにむくみの原因になってしまいます。

③血行不良

女性に多い、冷え性もむくみの原因になってしまいます。

冷え症だと手足の先の血液の流れが悪くなりむくみになります。

④運動不足

運動不足=筋肉の衰えになるので、血液の流れを促す筋肉の動きが弱まると血液の流れも悪くなります。

そのため、冷え性と同じように運動不足もむくみの原因を作っています。

①~④の原因だと自分で改善できるものです。

⑤何らかの病気によるもの

下肢静脈瘤:血管の病気で初期症状では、足のむくみやだるさを感じます。見た目も血管がぽこっと盛り上がっているような状態でコブのような症状になります。

肝臓の病気:肝臓で作られるアルブミンという成分があります。この成分は血管の中で水分を保つためのものですが、肝臓の働きが悪くなりこの成分が作られることがスムーズではなくなってくると、血液の中の水分量のバランスが悪くなり、むくみの原因となります。

腎臓の病気:腎臓というのは尿の排泄にとても大事な役割をしています。腎臓が弱っているとカラダの中で余分な水分を尿として外に出すことがスムーズに行われなくなって、むくみの原因になってしまいます。

その他にも心臓の働きなどによってもむくみの原因を作ってしまうこともあるようで、むくみが日常的に改善されずにいるときは、自己判断せずに診察を受けることも大事です。

 

むくみの原因と食べ物の関係

摂取する食べ物とむくみはとても深い関係があり、それはむくみの原因になる食べ物とむくみを改善できる食べ物があります。

どんなものがあるのかご紹介します。

 

むくみの原因を作る食べ物

むくみの原因になる食べ物は、とにかく塩分が多いものです。

日本食は海外でもヘルシーだと人気になっていますが、実は気をつけないと塩分が多いというのも日本食です。

日本食に限りませんが、塩分の多いものを食べると、カラダの中では塩分濃度を下げようとする働きが起こって、カラダの中の水分が外に出なくなってしまいます。

それがカラダの中に余計な水分が溜まってしまい、むくみの原因になります。

むくみの原因になる食べ物で代表的なものは次のものです。

 

漬物(梅干しも含む):最近では減塩のものも売られているので普段から塩分の摂りすぎの人はそちらをおすすめします。むくみの原因を少しでも軽減しましょう。

お味噌汁:お味噌も塩分が多いのでむくみの原因としては要注意です。なので、だしを効かせたお味噌汁で味の深みをだして塩分回避することをおすすめします。

 

ラーメン:ラーメンを食べるときに、スープを全部飲み干すというのも、塩分過剰摂取になってしまいがちです。飲んだ後の〆のラーメンを好む人もいますが、むくみの原因を作り出しています。

 

魚の練りもの・ハムなど製品:かまぼこやちくわ、ベーコン・ハムがこの類ですね。これらはとても塩分が高めでむくみの原因になっている加工食品なので気を付けましょう。

 

むくみ改善が出来る!7つの栄養素と食べ物

次に挙げる食べ物はむくみの原因になっているカラダの中の塩分を排出する働きがあります。

意識して摂ることが大事です。例えば、お酒を飲んだ時や次の日、外食で暴飲暴食してしまった時などは特に意識してみましょう。

カリウム

カリウムの働きは、むくみの原因のカラダの中の塩分調整と水分調整です。

むくみ改善にははずせない栄養素です。食べ物だと海藻類や豆類がおすすめですが、飲み物が特におすすめです。

 

黒豆茶:カラダの中の余分な水分を排出してくれます。美容にも最適なお茶です。

はと麦茶:新陳代謝UPと利尿作用でおすすめです。

とうもろこしのヒゲ茶:漢方でも使われています。カリウムの量で言えば、特におすすめです。

その他、バナナやリンゴもおすすめです。

 

クエン酸

クエン酸といえば、疲労回復におすすめの栄養素で梅干しが挙げられますが、むくみの原因の塩分過剰摂取を気にするなら、同じクエン酸が豊富な果物もおすすめです。

レモン:利尿作用とデトックスに効果的です。はちみつとの相性もいいので一緒に摂取するといいでしょう。

グレープフルーツ:代謝UP効果とこちらもデトックス効果とカラダの中の余分な水分排出を促してくれるのでむくみの原因を知って改善するには効果的です。

いちご:いちごは高血圧の人におすすめのくだものですが、カラダの中の余分な塩分を排出してくれ、むくみ改善にも効果が期待できます。

 

ビタミンE

ビタミンE成分が入っている食べ物はエイジングケアに効果的だと言われていますがその効能の中には、毛細血管の血の流れを良くする効果もあるので、むくみの原因になってしまう冷えにも効果が期待できます。

・アーモンドなどのナッツ類:ビタミンEというとアーモンドなどが有名でおやつに食べるといいでしょう。

・抹茶:カフェインやカリウムの成分により、利尿作用があるのでむくみ改善におすすめです。他にも美容効果も高いのでエイジングケアとしてもおすすめです。

サポニン

サポニンも血液の中の脂肪を洗い流したり、利尿作用があったり、むくみ改善には効果的な栄養素です。

スイカ:夏の果物としてすぐ名前が挙がる、スイカですがスイカを食べるとおトイレが近くなったりしませんか?それはスイカに含まれているサポニンの成分に利尿作用があるからです。

ポリフェノール

ポリフェノールと聞くと、赤ワインを思う浮かべる人も多いと思います。

ワインが日本でも人気となった頃に、ワインのポリフェノールがカラダに良いとされ話題になりました。(もちろん、飲み過ぎは良くないですが)

そこでこのポリフェノールがむくみ改善にも効果があると言います。

ポリフェノールの最大の効能は「血液サラサラ効果」です。この血液サラサラ効果がむくみ改善にもなります。

ブルーベリー:目に良い事で有名なブルーベリーですが、利尿作用もあることから、むくみ改善にも効果があります。ブルーベリー酢もおすすめです。炭酸で割って飲むと飲みやすくていいですよ。

 

ビタミンB1

ビタミンB1が不足するとむくみの原因になることをご存知でしょうか。

ビタミンB1は細胞の新陳代謝にとても重要な役割を果たしています。

ビタミンB1不足すると、カラダの中でいらなくなった老廃物の回収がきちんと行われなくなり、細胞間に溜まった水(これが老廃物を含んでいる)が、むくみを引き起こしてしまいます。

豚肉(モモ・ヒレ)・海苔・大豆・枝豆などがむくみ改善に効果があります。

 

ビタミンB6

女性特有ですが、月経前にむくみ症状になる人がします。

これはホルモンのバランスが乱れることで起こるむくみの原因の症状なので、そんなときはビタミン6を栄養素に持つ食べ物がおすすめです。

にんにく:ビタミンB6といえば、にんにくというほど、摂取もしやすいでしょう。ビタミンB6は、ビタミンB1の吸収をUPさせる効果と、血液のつまりの原因になる血栓予防に効果があります。それでも食べすぎは胸やけも起こすので注意が必要です。
そのほか、マグロレバーかつおなどもおすすめです。

 

【まとめ】生活習慣と食生活からのむくみは自分で改善できます

いかがでしょうか。

むくみの原因を知って、自分で出来る改善法で食べ物で改善出来ることをご紹介しました。

むくみの原因にはいろいろありますが、普段の生活習慣や食生活を振り返ってみてください。

むくみに効く食べ物ですっきり過ごすことができますよ。