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水栽培で始めるはじめての植物栽培【室内栽培】後編

水栽培をはじめて行う場合、根つき野菜などのリボベジからはじめるとお手軽にすぐ誰でも初期投資をほとんどしないでスタートできますが、だんだんうまくなってくると、それ以外のものも室内で育てて見たいと思うものです。

室内栽培に適した観葉植物を水栽培で育てることもできるので、挑戦してみましょう。

 

観葉植物を育ててみよう

大きく育った観葉植物は高価ですが、まだあまり大きくない観葉植物はワンコインで買えるものが多いので水栽培の苗としても使いやすく、いろいろチャレンジしやすくなっています。

最もリーズナブルに多品種の観葉植物の幼苗が手に入るのは100均でしょう。

ホームセンターや園芸店でもリーズナブルな苗や、場合によってはもっと安い苗もたくさん扱われています。

 

まずは育て方について調べておく

観葉植物と一口に言っても、育てていくうえで水をとても欲しがるものや、乾燥気味が好きでも水が切れると枯れそうになるもの、からからに乾いた環境を好むものと、水環境一つをとってもそれぞれに違っています。

日照条件も、明るい窓辺が好きなものもあれば、多少暗くても大丈夫なものや、屋外でないと育たないものなど、様々です。

植物の名前からネットで詳しい生育方法が検索できるので、複数のサイトで確認してどういう性質を持っているのか把握しておくと、最適な世話の仕方がわかります。

残念なことに、中には誤った情報が載せられていることもあるので、必ず複数のサイトで確認しましょう。

買ってきた観葉植物が屋外で栽培しないと育ちにくいものの場合は水栽培はあきらめて屋外で栽培するようにし、室内でも育てられるもので水栽培に挑戦しましょう。

 

観葉植物の根を洗ってから植える

 

鉢やポリポットを外して、周りの土をある程度落としてから根を水で洗います。

根が切れないように優しく作業しましょう。

水をためたバケツの中で洗って、最後に流水ですすぎ洗いするやり方もおすすめです。

 

傷んだ根や葉っぱもこのとき取り除いておきましょう。

なるべく土を残さないようにしましょう。

 

水だけで栽培する場合は、根が完全に水没してしまわないように、根の付け根部分が空気中に出ているように水位を調整します。

発泡煉石を使って栽培する場合は、左手で苗を持ちながら、あらかじめ排水溝ネットなどに入れて水洗いしておいた発泡煉石を土のように根の周りに入れて固定します。

 

植物はすぐ育つのではじめは小さくてもOK

 

観葉植物ははじめは小さくても、どんどん大きくなってくるので、水だけで栽培するよりも、ハイドロボールなどの発泡煉石を土の代わりにして苗を固定する形で水栽培をした方が管理がしやすくなります。

ハイドロボールなどの発泡煉石を使って水栽培すると、土を持ち込まずに室内栽培ができるので虫の発生率がかなり減り、洗って繰り返し使えるので土の処分にも困らずに済みます。

大きく育った観葉植物はとても高価なので、失敗したらと思うと思い切ったことにチャレンジしにくいものがありますが、小さい安価な観葉植物であれば、水栽培も挑戦しやすくなります。

 

水を好む品種以外は底穴の開いた容器で育てて

水を好む品種以外の観葉植物を発泡煉石で水栽培する場合、底穴の開いた普通の植木鉢を使って栽培する方が水管理がしやすくなります。

水やりするときは、表面の発泡煉石が乾いてきたら、普通の土の植木鉢と同じように底から水が流れ出るまで株元から水やりし、水を底にためないようにします。

 

底に穴が開いていない容器で育てる場合は、上から水をたっぷり上げた後、上から水を捨ててできるだけ水切りします。

水をとてもほしがる品種の場合は、底に1cmくらいは水が残るように、改めて水を与えておくようにします。

 

目からうろこのサボテンの水栽培

 

サボテンは水を好まない多肉植物の代表ですが、サボテンを含めた水を好まない多肉植物を水栽培で育てる人が増えてきています。

サボテンを水栽培する場合は、他の観葉植物のように根を水洗いして水栽培をはじめません。

それまでの根とは全く違う水栽培に適した根を新たに生やして育てます。

 

新しい水に適した根を生やして

まずは、カッターナイフなどで、サボテンの根を切り落とします。

大きく育ったサボテンの上の部分を切り取ったものでも構いません。

切り取ったサボテンはそのまま2~3日放置して切り口を乾かした後、水に切り口がつかるようにして水栽培をはじめます。

サボテン以外の多肉植物も同様に、切り口を乾かしてから水栽培をはじめます。

切り口が水から出てしまわないようにしながら、水はできるだけ毎日替えて腐らないように注意します。

 

根が十分に伸びたら根の付け根は水から出して

サボテンの根が伸びてきたら、根を切ってしまわないように気をつけながら水替えをしましょう。

根が長くなってきて何本も伸びてきたら、根の付け根部分は空気中に出るように水位を下げましょう。

 

植物は根でも呼吸しています。

根が完全に水没している状態が長く続くと窒息して腐ったり枯れたりするので、根の付け根部分は空気中に出るようにします。

 

サボテン以外の多肉植物も同じように

 

サボテン以外の多肉植物も、サボテンと同じようにカッターナイフで切り取ったあと、切り口を2~3日乾かしてから水栽培にチャレンジすることができます。

必ず土の表面ぎりぎりでカットする必要はなく、育って邪魔になった上の方を切り落としたものの切り口を乾かしてから挿し穂として使うことができます。

切り口が乾いたものを水栽培をする前に、メネデールなどの発根剤を切り口につけておくと、根が伸びるのが早くなるので失敗しにくくなります。

 

水栽培にチャレンジするのは春か秋がおすすめ

サボテンや多肉植物は砂漠などとても暑いところで育つイメージが強いので、植え替えや水栽培にチャレンジするのは真夏が一番と思いがちですが、夏と冬は休眠しているものが多いので、植え替えなどを行うのは、たいていの多肉植物が活動期になっている春か秋にする必要があります。

土に植え替えるときも、切り口が乾いてから植えつけるようにしないと、切り口から病原菌が入り込みやすく、栽培に失敗しやすくなってしまいます。

ちょっとした環境の変化で枯れたり腐ったりすることが水栽培の方がより起こりやすいので、切り口はしっかり乾燥させてから水につけるようにします。

 

肥料は根がある程度伸びてきてから

水栽培をはじめたばかりの段階では、液肥を使っているからと言って根の伸びは早くはならないので、なるべく清潔な水で栽培をするようにしましょう。

水が汚れるとすぐに腐りやすくなります。

効果的に液肥を使うには、水栽培をはじめてある程度根が伸びてきた1か月後くらいでも十分です。

 

液肥を使っているからと言って、水替えを1週間に一度にすると、根が腐りやすいので、液肥であっても毎日水替えをするようにします。

毎日液肥を使い続けても構いませんが、10日おきなど、好きなタイミングで水を液肥に替える日があるといった程度の施肥量でも十分に植物は育ちます。

 

水替えは健康的な根のために

高価な液肥は水替えのたびに捨てるのが惜しくなりがちで、そうなると根にダメージを与えかねません。

魚の飼育に使う循環ポンプなどを使って水を循環させる場合は1週間に一度程度の水替えでも十分ですが、そうでない場合はなるべく毎日水は変えるようにしましょう。

根が健康的でないと水栽培は失敗しやすくなります。

多少コケが生えても生育の邪魔にはなりませんが、カビが生えたり水が腐ったりするとどんなに大事にしていてもサボテンもあっという間に腐ったり枯れたりしてしまうので、清潔な水環境は不可欠です。

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きなりのすもも

きなりのすもも

虫が大嫌いなのにガーデニングが好きなきなりのすももです。末子がいよいよ巣立つので、これから長野と東京を行ったり来たりの気ままな生活になる予定です。人生の新しいステージのはじまりにワクワクしています。

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