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水栽培で始めるはじめての植物栽培【室内栽培】前編

これまで植物を育てた経験がないけれど、なにかグリーンを育ててみたいと思った時、おすすめなのが室内でできる水栽培です。

特別な道具も必要なく、いらない空き容器でいつでもさっと始められて、室内にグリーンがある空間が簡単に作り出せます。使うのは水なので、土のように処分が困る心配もありません。

ポイントは毎日水替えを欠かさない、これだけです。

前編、後編と二回に分けてご紹介していきます。

 

水栽培を始めるのに用意するもの

 

”水栽培”というと、小学校の時にやった”ヒヤシンスの水栽培”を思い浮かべる方が多いのがハイエイジ世代の特徴ですが、最近の小学生は取り組んだことがない子供の方が多いようです。

これから連想すると、専用の容器と球根がまずいるように思ってしまいますが、実際はそれにこだわる必要なありません。それらはあってもいいのですが、なくてもいいものです。

 

何がなくても入れ物さえあれば水栽培は始められまが、長くよい状態で植物を育てていくために欠かせないことは、できるだけ毎日水を替えること、につきます。

2~3日に一度で十分とか、1週間に一度でいいという人もいますし、時にはそれくらい水替えできないときがあっても植物は生きていけますが、水栽培に最適な環境とは言えません。

 

容器は空き容器なら何でもOK

 

水栽培に使う容器は、空き容器なら何でもOKです。空き瓶、ペットボトル、スタバのコップ、ヨーグルトの空き容器などなど、水が入りすれば何でも構いません。

大切なのは、水や植物が腐らないように、しっかりと洗って乾かしてあること、これにつきます。

プロは、アルコールで消毒までするようですが、まめに水替えをするのであれば、そこまでしなくても十分に植物は育ちます。

 

透明容器なら根の育つ姿も楽しめる

水栽培に使う容器が透明容器の場合、根の育ち具合や水の汚れ具合なども一目で確認できるので、透明容器を使えば楽しみが広がりますが、透明でないといけないという決まりはありません。

物には何でも両面があるように、透明容器は光を浴びてきらきらしてきれいな反面、苔が生えたりしやすいという欠点があります。

ビジュアルを楽しむのであれば容器にこだわるのもまた一つの楽しみ方なのでしょうが、まずは手持ちの空き容器で初めて見て、はまってからにした方がいいのではないかと思います。

 

ハイドロボールを土の代わりに使って

空き容器に水だけでも水栽培は始められますが、水だけではグラグラするし、しっかりした培地に植えたいと思う場合もあります。

観葉植物を水栽培するときなどは特に、水だけで栽培するよりも、ハイドロボールやセラミスグラニューと言った発泡煉石(素焼きの粒粒です)や、ゼオライトなどを培地に使うと長く丈夫に育てていくことができるのでおすすめです。

かつて発泡煉石はふんだんに使うのがためらわれる高級資材でしたが、ハイドロボールが100均でも扱われるようになり、価格破壊が起こってとても使いやすい資材になりました。

排水溝ネットなどに入れて水で洗ってから使うとごみがきれいに取れて扱いやすくなります。

使った後の発泡煉石も同じようにネットに入れてきれいに洗った後、熱湯をかけて十分消毒すると何度でも繰り返し使うことができます。

 

液体肥料を使うには

https://www.hyponex.co.jp/

水栽培で植物を育てる場合、日当たりのいい場所に置いておくと、水だけでもある程度は育ちますが、肥料を使うともっと上手に栽培できるようになります。

発泡煉石などの培地を使っている場合は、上に固形の緩効性化成肥料をおいて施肥することもできますが、水だけの場合は、液体肥料を使います。

 

水の代わりに液体肥料で栽培しますが、水替えは毎日行った方が失敗しないで栽培しやすくなります。

もったいないと思うかもしれませんが、翌日には新しい水か液体肥料に入れ替えましょう。

何日も置きっぱなしにすると根に悪影響を与え、苔が生えたり腐ったりするもとになります。

 

固形肥料を水に溶かしても液体肥料にできますが、なかなか溶かしにくく、ぴったりの濃度にするには溶かしすぎることも多いので、できれば液体肥料を購入してきましょう。

液体肥料もいろいろありますが、ハイポネックスなどの原液を一つ買っておくと、1回に使う量は1000倍に希釈したりするので、一生なくならないかもしれないと思うほど長持ちします。

 

ドリンク剤のアンプルのような「そのまま挿すだけ」のタイプの液体のものの大部分は「液体肥料」ではなく「活力剤」なので、液体肥料が植物のご飯だとすると、活力剤は栄養剤なので、間違って購入しないように注意しましょう。

 

種から育てる水栽培をするには

種を水栽培で育てる場合、種を植える培地にスポンジやキッチンペーパーなどを利用し、芽が出てきたものを育てて収穫へと導いていきます。

まずは育てたい植物の種、そして種を植えつける培地が必要になってきますが、大きく育てない、つまり、スプラウトやもやしを栽培したい場合は空き容器と清潔なガーゼがあればOKです。

種を水につけておいて容器ごと暗いところにおいておき、水を替えながら様子を見て、芽が出てきたら緑にしたいものは明るいところへ、そうでないものは暗いところで管理しつつ、ガーゼのふたから水をざーっと入れ替えて乾燥しすぎないように水浸しにならないように、ちょうどいいサイズまで育てます。

 

身近な野菜を再生【リボベジ】

 

野菜の切れ端などを野菜に生まれ変わらせることを、「reborn vegetable=リボベジ」というようになりました。

買ってきた豆苗の切り落とした後を水栽培で育ててまた食べられるところまで育てるのもリボベジなら、アボガドの種を水栽培して育てて鉢に植え替えて立派な観葉植物に育てるのもリボベジ。

芽の出た里芋やサツマイモの切れ端を水につけて育てるととてもかわいい葉っぱやツルが伸びてきて、土に植えたら芋も取れることもありますが、そのまま水栽培で観葉植物として育てていくこともできます。

捨てるはずのものを再生させるのであれば、なんでもOKです。

はじめて水栽培にチャレンジするなら、最も取り組みやすいものの一つです。


根つき野菜のリボベジにチャレンジ

はじめから根がついている野菜なら、水につけておくだけですぐにすくすく育っていきます。

豆苗・ネギ・セリ・三つ葉など、根つき野菜として売られているものなら手間いらずで、ぴったりの容器さえあればすぐに始められます。

コツは、こまめに水替えして、根の付け根まで水没させないことです。

植物は根でも呼吸するので、根の一部を空気中に出しておく必要があります。

 

こんな切れ端も楽しめるリボベジ

大根の葉のついている部分を切り落としたものを水につけておくと、葉っぱが育っていきます。

太い葉っぱは残しておいても翌日にはすべて落ちてしまうので、あらかじめ取り除いておきましょう。

 

ニンジンの葉っぱのついていた跡と思しき部分を水につけておいても葉っぱが出てきます。

細いきれいな葉っぱが出てくるのでとてもかわいい観葉植物になります。

 

キャベツの芯を水につけておくと、葉っぱが出てきます。

園芸上級者になると、土に植え替えてさらにキャベツを復活させることもできる人も!

リボベジに限界はないようです。

 

水に挿して根が出てきたものをそのまま育てても

バジルやパセリ、セロリ、パクチーなど、冷蔵庫に入れたままにしておくより、水に挿しておく方がパリッとしてきますが、水をきちんと入れ替えていると、根が出てくることがあります。

根が出てきたものをそのまま育てていくと、収穫してもまた育っていくので、これもまたリボベジになります。

そのまま水栽培にして育てていくことも可能ですが、土に植え替えて育てることもでき、土に植えるとそのまま何年も収穫できるものもあります。

 

 失敗したときは次にチャレンジ

水栽培していると、水が腐って変なにおいがしたり、育てていた植物が腐ってきてぶよぶよになってしまったりすることがあります。

才能がないとか、育てるのが下手だというわけではありません。

寿命と考えて、お別れし、新しい植物の栽培にチャレンジしましょう。

土に栽培するよりも水栽培の方が植物の寿命が短い傾向にあり、突然腐ったりすることもよく起こります。

土いじりが大丈夫でしたらバラの栽培もおすすめです。
意外と簡単なんですよ!

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きなりのすもも

きなりのすもも

虫が大嫌いなのにガーデニングが好きなきなりのすももです。末子がいよいよ巣立つので、これから長野と東京を行ったり来たりの気ままな生活になる予定です。人生の新しいステージのはじまりにワクワクしています。


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