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多様性に富んだ多肉植物【ハオルチア】育てて増やして楽しむ

多肉植物の中で品種も多く、形にも多様性があり、100均観葉植物にごくまれに混ざっているものもあれば、一株数万~数百万円のものもあるという値段の幅も広いのが「多肉植物【ハオルチア】」です。

高価でないものは比較的丈夫ですくすく育ち、どんどん増えて行く育てやすいものですが、それなりのお値段がするものは希少性もさることながら、管理が難しいこともあるかと思います。

今回はそんなハオルチアをご紹介します。

軟葉系と硬葉系は同じ品種に見えない

中に水分がびっしり詰まっています!と書いてあるかのようなぷにぷにとした「軟葉系」のハオルチアには葉っぱの一部が透き通ったようになっているところがあり、これを「窓」と言って、原産地の南アフリカでは土の上に窓だけ出したような形で生息しているものも。

これに対して「硬葉系」のハオルチアは「硬派?」と勘違いできるほど、カチカチで透き通ったところはありません。

同じ「軟葉系」・「硬葉系」でも、姿かたちにバリエーションが豊富にあり、交配種も次々と生み出されているため、素人には正確にすべてを区別できません。

 

直射日光が嫌いなのでずっと室内栽培可能

ハオルチアは日陰を好む植物なので、直射日光を避けて栽培する必要があります。

つまりは、通年室内栽培していても、それが原因で枯れる心配はありません。

急に直射日光に当ててみるといった環境の変化の方がハオルチアの生育にダイレクトに影響を与えてしまいます。

 

【春秋型】夏にも冬にも休眠します

ハオルチアは生育型を「春秋型」と言い、春と秋に生育するタイプということを意味します。

では、春と秋以外の、夏と冬はどうしているかというと、ともに休眠しています。

ハオルチアは南アフリカ原産なので、夏は生き生き元気だろう、おひさまが好きだろうと思ったら大間違いです。

夏に、植物がしおしおになってきているのに水を控えるとなると「枯れるのではないか」と思いがちですが、多肉植物の多くは水切れしても枯れにくいのですが、水が多すぎるとてきめんに腐ってしまいます。

冬は、寒さに耐えるために休眠するので、たとえ水をあげたとしても吸わないので、水を上げない方が寒さに耐えられ、枯れずに済みます。

夏も冬も、水を控えるとしおしおになる葉がありますが、秋・春になって水やりを再開すると、しおしおだった葉も水を吸ってプリンとした葉に復活します。

そのまま枯れてしまう葉もないわけではありませんが、夏と冬に湿った状態を維持してしまうより、格段枯れにくく、いい状態が維持できます。

 

【春】長い枝の先に小さな花

ある程度株が充実してくると、ハオルチアは春先に細く長い枝先をのばし、その先に数輪の花をつけます。

画像のハオルチアから伸びているのが花芽ですが、先端はまだツボミで、10cmほどの長さまで伸ばし、小さな蘭のような花を咲かせます。

その花を育てて種にして、種を取ることも可能ですが、取った種は冷蔵庫で1週間くらい冷温保存してからまくようにします。

種を取らない場合は花が終わったら株元から伸びた枝を切り落としておきます。

 

水は表面の土が乾いたら底から流れ出るまで

ハオルチアの水やりはとても難しいといわれていますが、「乾燥を好むから少しずつ水やり」したり、「毎日霧吹きをかけた」と言ったやり方をすると枯れやすくなってしまいます。

正確にはハオルチアが「枯れる」のではなく、「腐る」と言った方があてはまります。

ハオルチアに水を上げるときは、表面の土がしっかり乾いてきたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと、株元から水を与えます。

流れ出た水が鉢底に残らないように、しっかりと水切りをしましょう。

 

ハオルチアの根は太くしっかりと伸びたものなので、水やりをするときは全体にまんべんなく水がいきわたるように水やりし、しっかりと土が乾いてくるまで次の水やりはしません。

また、夏の暑いとき、冬の寒いとき、ハオルチアがなんとなく元気がないと思うときは特に、水を控えるようにしましょう。

多肉植物は水がありすぎるよりなさすぎる方が枯れにくいので、多少しわしわになっても夏と冬は水を控えるようにしましょう。

エアコンが効いている室内であれば、夏場は禁水までしなくても夏越しはできますが、冬は寒さにより耐えるには禁水した方がいい状態を保てるので、カラカラ気味で管理するようにします。

 

どんどん増えるものは株分けして

 

品種によって、増えていくスピードは違いますが、親株の周りにぎっしり子株が出てきて、鉢がぎゅうぎゅうになってしまうものもあるので、そうなったら一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けをします。

植え替えはダメージがリカバリーしやすい春か秋の生育期が最適ですが、春、株が小さすぎると花を咲かせなくなってしまうので、花を楽しみたいときは春の植え替えは避けるようにしましょう。

 

ハオルチアの株分け

 

鉢を外して根の周りの土を落とし、清潔なカッターナイフなどで切り分けたいところに軽く切り込みを入れて、そっと子株を手で切り離します。

根がぐるぐるになるまで伸びている場合は、余分なものを切り落としても構いませんが、根を切っても切らなくても育ちます。

切り分けた株に根がついていなくても、土の上に置いておくと根が伸びてきます。

一回り大きな鉢にそのまま植え替えるときは土を軽く落としてから新しい土を足しながら植え替えをしますが、株分けをした場合は、切り口が乾いてから植えるようにします。

切り口が乾くまでしばらく置いておく期間は、1日、2~3日、1週間と専門家でも意見が分かれるようですが、ハオルチアは根がカラカラに乾くのは好まないので、半日以上置いたあとは、様子を見ながら細い根が乾いてしまう前に植え替えるようにしましょう。

 

ハオルチアの株分け後の水やり

植え付け後水をすぐにやってはいけない、2~3日置いてから、1週間置いてからと、植えつけ直後の水やりについても意見は様々です。

私自身はどうやっているかというと、切り分けた後半日ほど置いておくと切り口が大体乾いているので、粒状の小粒の土に植え付け、株を落ち着かせるためにすぐに水をそっと与えた後しっかり水切りし、次に土に表面がしっかり目に乾いてくるまで水はあげないようにします。

このやり方がベストかどうかはわかりませんが、株分けして腐って抜け落ちたハオルチアはないので、全く不適切な管理方法とは言えないのではないかと思います。

 

ハオルチアを植える器について

購入してきたハオルチアが、鉢穴のある鉢に植えられているときと、鉢穴のない鉢に植えられているときがあります。

水がありすぎると腐りやすい植物を鉢穴のない器で育てるのは不適切だと考えるかもしれませんが、サボテンの多くも鉢穴のない器に植えられていることがよくあります。

鉢穴のない器で育てる場合も、水は株元から、上まで水が上がってくるまで与え、器の上側から土が流れ出さないように気をつけながらしっかりと、できるだけ水切りします。

ハオルチアの子株は小さいので、小さな器に植えて育てるとかわいらしく仕立てることができます。

 

株分け後のハオルチア

株分けしたハオルチアは、1か月ほどして植えつけた株がグラグラしなくなり、地上部の状態が明らかにオカシイ状態にない場合は植え付けに成功しています。

子株のハオルチアが大株へと育っていくスピードはあまり早くはないので、株と株の間は大きく開けておかなくてもすぐには狭くなりません。

むしろ間を開けすぎるといつまでもスカスカのままになるので、隣とくっついているくらいでもちょうどいいくらいです。

これに対して、親株は株分けしてもすぐに元気を取り戻すので、余裕があるくらいの大きさに仕立て直して同じ器に植えなおした場合、翌年また株分けする必要ができるほどぎっしりの子株ができることがあります。

ハオルチアあなたも育ててみませんか?

また、比較的育てやすい観葉植物にサンスベリアがあります。

あまり手間を掛けたくないという方は、まずはサンスベリアからチャレンジしてみても良いかもしれませんね。

 

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きなりのすもも

きなりのすもも

虫が大嫌いなのにガーデニングが好きなきなりのすももです。末子がいよいよ巣立つので、これから長野と東京を行ったり来たりの気ままな生活になる予定です。人生の新しいステージのはじまりにワクワクしています。


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