袋田の滝 2018年の紅葉状況は?

夏も終わり、紅葉のシーズンが気になっている方も多いですよね。
2017年は気候の問題で関東各所は紅葉の色付きはいまいちでしたので、今年に期待している方も多いと思います。
ということで、今年も大好きな袋田の滝の紅葉状況を報告します。
袋田の滝って?
という方には後半で袋田の滝について紹介しています。
袋田の滝の紅葉状況
地元の人のお話ですと例年は11月上旬ぐらいからが見頃ということです。
袋田の滝はライブカメラが設置されていますので、気になる方はライブカメラでご確認ください。
カメラの画像を見てわかりますが、水しぶきが飛んできてカメラが濡れています。
さすがは那智の滝、華厳の滝に並ぶ日本三名瀑の一つ、迫力があります。
http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page000588.html
カメラからでも迫力が伝わってきますが、ぜひ実際に見に行ってほしいです。素晴らしい景観です。
ウェザニュースで今年の見頃情報が公開されましたので確認してください。
袋田の滝の紅葉見頃情報はこちらです。
今のところ、11月13日が紅葉の見頃となりそうです。
以下は2016年10月22日に袋田の滝に行った際の写真です。紅葉の時期に観光に行かれる際に参考にしてください。
第2観瀑台から見た景観
第2観瀑台第3デッキ
第2観瀑台第1デッキ
この時は水量が少なめでしたが、それでも第1観瀑台に降りると迫力があります。
第1観瀑台からの景観
袋田の滝とは?
袋田の滝ってもっと有名だと思っていたのですが、知人に週末に袋田の滝に行ってくるという話をしたら、袋田の滝ってどこにあるの?って回答でした。
県外の方には意外と知名度がないのかもしれませんね。
袋田の滝は茨城県北部、久慈郡大子町袋田にある、長さ120m、幅73mの崖を流れるように落ちてくる滝です。
袋田の滝は栃木県日光の華厳滝、和歌山県熊野の那智滝とともに日本三名瀑のひとつとされており、当然のことながら日本の滝百選にも選定されています。
また、日本国指定名勝にも指定されています。
滝が4段に分かれており、その造形から別名「四度の滝」とも呼ばれています。
平安の歌人西行法師が、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と、この滝を絶賛したと伝えられていることから名づけられたとされる説もあります。
西行法師が
「花もみち 経緯にして 山姫の 錦織出す 袋田の瀧」
と詠い、その魅力を称えたそうです。
また、かの光圀公もこの地を訪れ一句詠っています。
「いつの世につゝみこめけむ袋田の布引出すしら糸の瀧」 徳川光圀(水戸黄門)
大町圭月も四度の滝を詠っています。
「御空より巌を傅ひて飛落ちてすべりて散りて四度の大瀧」 大町圭月
岩肌をすべるように白糸のような滝が、いく段にも流れており、とてもしなやかで美しい滝です。
一方水量が増えると荒々しく、観瀑台には水しぶきが掛かるほどです。
春は新緑の滝、初夏水量が増え、荒々しさを感じることができ、秋は美しい紅葉、冬はなんと氷瀑します。
滝の凍った姿ってなかなか見れませんよね。
冬はその姿を見に来る方だけでなく、凍った岩肌を上りにクライマーの方たちも訪れます。
また、袋田の滝は冬場になると「大子来人~ダイゴライト~」と称しライトアップをしています。
今年はまだ情報が出ていませんが例年ライトアップを実施していますので、2018年もライトアップを実施すると思います。
2017年は11月3日(金・祝)〜11月26日(日)まででした。
ちなみに、2016年は年明けまでライトアップを実施していましたが、2017年は期間が短かかったです。
また2016年は平日のライトアップがありませんでしたが、2017年は毎日開催となり平日もライトアップされました。
今年はどうなるでしょうね〜
ライトアップは日没から20時まで実施しています。
写真は昨年のパンフレットです。
トンネル内のライトアップの様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=O9BSMKnj0e0
袋田の滝 場所
所在地:〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田3-19
袋田の滝 料金・利用時間
料金:大人 300円 小人 150円 (高校生以上は大人料金)
利用時間:午前8時から午後6時まで (11月から4月は午前9 時から午後5時まで)
袋田の滝へのアクセス
電車
東京方面からですと、JR常磐線で上野⇒水戸 JR水郡線で水戸⇒袋田駅 袋田駅⇒滝本行きバス(約10分) 滝本下車で徒歩約10分です。
袋田駅からタクシーでも10分程度です。
自動車
常磐道 那珂IC⇒国道118号 下道50分程度かかります。
途中、常陸大宮「かわプラザ」という大きな道の駅がありますので、トイレ休憩はここが便利です。
道の駅常陸大宮「かわプラザ」
〒319-2211 茨城県常陸大宮市岩崎717−1
www.michieki-hitachiomiya.jp
駐車場
無料駐車場は2か所あります。
どちらも滝に向かって右側です。
町営第1駐車場・滝入口まで1.25キロ(50台)
町営第2駐車場・滝入口まで1.45キロ(220台)
混雑していないときは滝に近い第1駐車場がおすすめですが、停車できる台数が少ないため比較的すぐに埋まってしまいますので、紅葉の時期などは第2駐車場を目指していかれたほうが良いかもしれません。
2016年10月22日の第一駐車場の様子です。
バスの中から撮った写真なので不鮮明ですが、10:30頃で結構埋まっていました。
紅葉のトップシーズンだと駐車は厳しいかもしれません。
第一駐車場、第二駐車場ともにトイレも併設されています。
また、第二駐車場には電気自動車(EV)用の充電スタンドも併設されています。
有料でもよければ滝入口の近くにも駐車場がたくさんあります。
3~500円程度ということですので歩くのが面倒な方は有料駐車場を利用されてもよいと思います。
また、お土産屋の駐車場は帰りにお土産を購入するという前提で無料で駐車できるところもありますのでお店の方と交渉してみてください。私も前々回行ったときはお土産屋に停車しましたが、その条件で無料で駐車させていただきました。(どの土産屋だったかは忘れてしまいました^^;)
一般車が入れるのは上の写真のところまでです。(写真手前が袋田の滝側)
一般車両はここでUターンする形になります。
右手に写っている駐車場がおそらく一番滝に近い有料駐車場です。
滝入口から滝に向けては写真のような土産屋が並んでいます。(写真は滝側から撮ったものです。)
右手から来て少し坂を上ります。
途中お約束の撮影ポイントもあります(笑)
こちらでチケットを購入。
大人300円、子供150円です。
滝つぼまでは歩行者専用トンネルを通っていきます。
2016年に行った時にはアーティストによるオブジェが飾られていました。
恋人の聖地ということでハートのオブジェクトもあります。
パワースポットらしいです(笑)
ここを抜けるといよいよ袋田の滝とご対面
まずは第1観瀑台
トンネルの奥にエレベータがあり、上に昇ると滝を上部から眺めることができます。
第1観瀑台右手には吊橋があります。
吊橋方面からの眺めはこちら、左に写っているコンクリートの建物のようなところが第1観瀑台です。
トンネルの中にはいくつかお参りのポイントも
滝に向かう途中にも神社(?)があります。四度瀧不動明王が奉納されているそうです。
袋田温泉
袋田には温泉もあります。
袋田の滝近くの「袋田温泉 思い出浪漫館」ではお食事もそうですが、日帰り温泉(1000円)も楽しめます。
今回は町内会の日帰り旅行で行ったので、寄り道ができませんでしたが、袋田の滝に訪れたらぜひ行っていただきたいのが「月待の滝」です。
別名「裏見の滝」または「くぐり滝」とも呼ばれ滝の裏側に入れるんです。
http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2861
マイナスイオンをたくさん浴びでリフレッシュしてきましょう~
夏場なら水遊びもできるのでお孫さんを連れて行ったら喜ばれそうです。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっと紅葉のシーズンには早すぎましたが、それでも四度の滝の素晴らしさを満喫できました。
11月中旬ごろから紅葉のピークを迎えそうですので、ぜひ足を運ばれて見てはいかがでしょうか?
袋田温泉、月待の滝にもぜひ足を延ばしていただきたいと思います。
また、近くにある竜神大吊橋の紅葉の状況も記事にしましたので、ぜひご覧になってください。
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