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秋のガーデニングを満喫する

夏の寝苦しい毎日が終わりを告げ、日中でもエアコンがいらない過ごしやすい秋になりました。

夏の間は、ガーデニング欲もなりを潜めてしまうものですが、秋はいよいよ!ガーデニングの季節です。

冬の到来でほとんどお休み状態になってしまうその前に、目一杯、緑や土とふれあいましょう。

冬にむけての準備や来年に向けての準備もこの時期に始めます。

春とはまた違った、お花が咲き乱れる庭を、存分に楽しむための作業が始まります。

 

秋バラを満喫するために

一季咲きのバラは春しか花を咲かせませんが、四季咲きのバラは、冬に雪が降っても、強剪定して寒肥を施肥する冬囲いを行うまで、花を咲かせ続けます。

四季咲きほど春以外には咲かない「返り咲き」「繰り返し咲き」なども、秋の間は花を咲かせます。

夏の間、弱っているバラには、追加で肥料を与える「追肥」をお休みしますが、「暑さが少し和らいで過ごしやすくなってきたな」と思い始めたら、追肥を再開します。

四季咲きなど花を咲かせるバラに追肥する

バラの株元を軽く掘って、バラ用の肥料をひとつかみ加え、その上に土を軽くかぶせておきます。

緩効性化成肥料の場合は、土の上にばらまけますが、有機質の肥料の場合は、虫がよってくるので、土の中に埋めておくのが安心です。

有機堆肥などは、匂いも強く、虫を呼ぶので、秋の追肥にはおすすめではありません。

追肥は少なくとも毎月行う

バラの追肥をどのくらいの頻度で行えばよいかというと、秋は少なくとも毎月行うのがおすすめです。

肥料がないと、花つきがてきめんに悪くなります。

せっかく花が付きやすい季節なので、しっかり施肥して思う存分咲かせましょう。

目安としては、蕾の数が少なくなったり、蕾の成長が遅くなってきたと思うようになったら、即追肥します。

傷んだ葉などを取り除く

夏の間に、傷んだ葉っぱがたくさんあります。

できる限りで構わないので、取り除いておきましょう。

茶枯れた葉っぱは、大体、枝が混み合って密になっているところにできやすいので、取り除くことでスッキリできます。

虫の活動も再び活発になるので、予めオルトランを株元にまいておくなどして、予防しておくと、虫取りに明け暮れずにすみます。

 

まだまだ楽しめるハイビスカス

30℃を超えると、花を休ませる性質のあるハイビスカスには、開花再開のシーズンです。

ハイビスカスの花そのものは、1日でしぼんでしまう一日花ですが、次々と開花させてくれるので、長く楽しめます。

ハイビスカスを楽しむためには、追肥は不可欠です。

ハイビスカスが花を咲かせるには肥料はたくさん必要です。

緩効性化成肥料をひとつかみ、株元にまいておき、バラ同様毎月追肥しましょう。

15℃を下回ると室内に取り入れる

ハイビスカスは、気温が高くても枯れませんが、気温が下がりすぎると枯れやすくなります。

最低気温が15℃を下回る前に、室内に取り込みます。

鉢を外して、根の周りに虫の卵などがないかチェックして、いた場合は取り除き、外した鉢の内外をしっかり洗ってから株を戻します。

葉にも虫がついていることがあるので、裏表にしっかりと葉水をかけておきましょう。

枝葉は、中央の幹から伸びている小枝の、中心から葉っぱ2~3枚ほどを残して剪定します。

コンパクトに剪定することで、室内で扱いやすくなるだけでなく、春になると脇芽がでてきて枝数が増え、大きなこんもりとしたハイビスカスに育ちます。

室温によって、花が咲くこともあれば、葉っぱが落ちてしまうこともあります。

花が咲くようなら水やりし、花がなければ休眠気味なので、水遣り頻度は少なくして、乾燥気味に管理します。

 

観葉植物の植え替え

観葉植物は、どの品種も南国生まれのイメージが強く、夏の間はとても元気と思うものですが、南国生まれでも意外と元気をなくしていることがよくあります。

気温が高くてもカラッとしている状態を好むものが多く、日本の高温多湿の夏を苦手としている植物は多くあります。

そんな観葉植物も、秋になると元気を取り戻し、いつも以上に成長し始めます。

新芽が伸びたり、葉っぱがでてきて、全体に大きくなっていきます。

一回り大きな鉢に植えて

「大きくなったなあ」としみじみ思う鉢植えは、鉢底を一度チェックしましょう。

地上部が伸びたときは、地下部も伸びるときです。

鉢底から根が出てしまっていることが多いので、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

面倒くさいから、二回り・三回り大きな鉢に植え替えたほうがいいんじゃないかと思うものですが、前の鉢が少しの余裕を残してすっぽり入る程度の大きさの鉢を選びましょう。

観葉植物は、急に大きすぎる鉢に移されると、うまく水分を吸いきれなくて、根腐れしてしまうことがあるので、あまり大きな鉢に植え替えないようにします。

いたんだ根を取り除く

場合によっては鉢の方を壊しても、鉢底から飛び出している根をなるべく傷めないように鉢を外します。

全体の根の様子を見て、傷んでいるところは簡単に取り除きます。

観葉植物の大部分は、冬の寒さが夏以上に苦手なので、なるべく根をいじらないで、土も大げさに取り除かないようにします。

新しい土を加えて、新しい鉢に植え替え、鉢底から流れ出る水が濁らなくなるまで水やりした後、しっかり水切りします。

肥料を追肥する

肥料は植物にとっては「ごはん」のようなものなので、ごはんなしで元気に生き生き育つのは難しくなります。

バラなどに比べると、肥料はとても少なくてすみますが、緩効性化成肥料を株元に置いておくだけでも成長が違います。

 

休眠していた多肉植物の水やり再開

多肉植物は、夏に休眠するものも少なくありません。

夏の間、枯れそうに弱ってくるので、水をやりたくなりますが、やらずに我慢しないと、逆にダメージを与えてしまいます。

9月になるのを目安に、気温が下がってきて秋めいてくると、水やりを再開します。

枯れたようになっていた多肉植物が再び息を吹き返します。

休眠していないまでも、サボテンも含めて夏の間は元気をなくしているので、夏場は通常より乾き気味に管理していきますが、秋になると通常通りの水管理に戻します。

土がしっかり乾いてきたら、鉢底から流れ出るまで水やりし、水切りしておきます。

 

ホームセンターめぐりでぜひ手に入れたいもの

秋といっても晩夏~初秋の間は、園芸専門店よりも、ホームセンターなどの量販店巡りをして、気に入った植物を購入してくるシーズンです。

園芸専門店は、夏の間に、まだまだ育てられる植物を弱らせてしまうことは稀ですが、量販店は栽培管理に慣れていないことが多く、かなり状態が悪くなっているので販売には向かないものの、ちゃんと手入れすれば生き返る状態の植物「見切り苗」が、数多くでてきます。

通常高価な植物も、ワンコインまで値下がりしてしまうことも。

とはいえ、同じ見切り苗であっても、かなり栽培に慣れている人でも回復不能の状態に陥っていることや、これから枯れるだけの一年草であることもあるので、安ければどれでもいいとは言えません。

いいものを見分けられる眼力も必要です。

とはいえ、ワンコインになっていると、思い切ったチャレンジもできますし、元気になったときの喜びはひとしおです。

失敗しても、お財布はあまり傷まないので、再チャレンジもできます。

サバイバー・バラ苗を手に入れる

ライバルが増えるだけなので、あまり言いたくないのですが、夏の間にすっかり弱ったバラ苗は、魅力的なビジュアルをしていませんが、とてもお買い得です。

秋の大苗が出回る前に売り切ろうとされることが多いので、大苗が出回る前がチャンスです。

 

夏を乗り切り、枯れていないバラ苗は、それだけでも丈夫なサバイバー。

しっかり手入れをして、大きな鉢に植え替えて育てると、みるみる元気を取り戻し、秋バラをたのしめることも。

晩夏~初秋であれば、冬までの期間が長めであることもあって、冬までにしっかりと根付かせられ、冬を乗り切るのが容易になります。

 

春まで楽しむパンジー・ビオラ

ホームセンターなどの量販店だけでなく、園芸専門店でも、パンジー・ビオラの苗が9月下旬頃から出回り始めます。

パンジー・ビオラの苗は、4月ごろまで購入が可能ですが、より長く花を楽しむには、なるべく早く買うのがおすすめです。

10月頃植え付けると、11月にはかなり育ってきて、大株になってきますが、そのまま育てず、必ず剪定「切り戻し」をしましょう。

 

パンジー・ビオラの切り戻しは、一番下の小さな芽を残して思い切って切り取ってしまいます。

しばらくは小さな苗に戻ってしまいますが、再び花芽が付き始めます。

どんどん立派な大株に育って、花がいっぱい咲くようになります。

3月ごろ、花数がまた少なくなって、見苦しくなっていたら、また一番下の芽まで切り戻し、スッキリさせましょう。

風通しが良くなるとまた花を咲かせるようになりますが、気温が20℃を超えると、枯れやすくなるので、暖かくなってきたら栽培を終了させます。

 

花をたくさん咲かせるには、パンジー・ビオラであっても、肥料がたっぷりないと咲かせられません。

バラ同様、毎月緩効性化成肥料を株元にまき、2週間おきに水やりのとき、水の代わりに液体肥料をまくようにしましょう。

 

まとめ

秋はガーデニングシーズンの再来です。

夏の間休んでいたバラやハイビスカスの花を再び楽しむことができますが、肥料をしっかり与える必要があります。

見切り苗やパンジー・ビオラの苗の購入にも適したシーズンなので、園芸店めぐりにもぴったりです。

秋ならではの世話を行うことで、植物をより良い状態に育てていきましょう。