エイジングケアは食べ物と食べ方を意識するだけで簡単にできる!

女性はいくつになっても綺麗でいたいと願うのは、年代に関わらずみんな同じです。
エイジングケアという、言葉は知っていても実際にどのようなことから始めたらいいのか迷っている方は、ぜひエイジングケアに効果がある食べ物からスタートしませんか。
そしてエイジングケアで大事なのは、その効果のある食べ物をどのように摂取するかが、今は重要視されています。食べるタイミングや食べ方の重要性をご紹介します。
エイジングケアはタイムリー・ニュートリションで
聞き慣れない言葉ですが、エイジングケアに効果的な食べ物を「タイムリー・ニュートリション」で摂取しましょうという考えがあります。
推奨しているのは、Dr.Claude Chauchard(クロード・ショーシャ博士)で、ダイエットの著書も出されている方です。
この耳慣れない「タイムリー・ニュートリション」という考え方がとても理にかなった、エイジングケアに効果のある食べ物の摂取法なんです。
直訳では、「最も適したタイミングで食べ物から栄養を摂る」ということです。最も適した?タイミングとは?どのような事なのでしょう。もう少し詳しく説明しましょう。
タイムリー・ニュートリションとは
人のカラダには様々な臓器がありますが、中でも食べることに関しての臓器というのがあります。そして、その臓器が一日のうちで最も活動的な時間帯があるんです。
それぞれの臓器の働きに合わせて、エイジングケアにいいと言われている食べ物を食べて、栄養を摂ることが大事で、カラダの負担にならないことでその結果、エイジングケアとダイエットにもいいという考えが、タイムリー・ニュートリションです。
カラダに負担をかけない食べ物と食べ方で、老化を遅らせるというのがポイントだということです。
自分のカラダの臓器をそんな風に考えたことがあまりないかもしれませんね。加齢は誰もが同じように通る道ですが、カラダの中も、外見的にも若々しくいられるには、カラダ全体に良い事を考える必要があるということです。
エイジングケアに大事な4つのポイント
まず初めにエイジングケアに大事なポイントがあります。キーワードは食べ物とタイミングです。
このポイントをしっかり身に付ける生活が望まれます。
①一日の食事は3回+間食のリズムで摂る
・朝(7時~9時)
・昼(12時~14時)
・間食(16時~17時)
・夜(19時~21時)
この時間帯に食事を摂ることで臓器の働きも伴い、カラダへの負担を少なくすることが出来ると言われています。
(合わせて食事の摂り方が大事です)
②適切な方法で食事を摂る
次の日の朝に気持ちよく目覚めるために大事な時間として関わってきます。夜の食事は21時までとしましょう。
そして、暴飲暴食禁止です。カラダへの負担は老化を早めてしまう事にもなります。
③エイジングケアに効果のある食べ物の摂取
エイジングケアに効果的な食べ物があります。
それは食材は本来持っている力を利用するもので、カラダの負担にならないものというのが大事です。
④ホルモンを補う
加齢とともに減少してしまうホルモンを外から補うことも大事です。
食事で採っているつもりでも、足りないと感じているときはサプリメントも効果的です。
主に50代に向けたサプリメントを調べてみました。
良かったらこちらの記事もお読みください。
エイジングケアの食事タイミングと5つの臓器
食べることに関する5つの臓器とその臓器が活動的になる時間帯を考えてみましょう。
このタイミングでエイジングケアに効果があると言われている食べ物を摂ることが、エイジングケアに望ましいということです。
①脳
お腹がすいた、ご飯を食べなさいという命令をします。
②肝臓
朝(7時~9時)・昼(12時~14時):肝臓が活動的になる時間帯です。
朝起きると、カラダが欲するものがあります。
①脂肪(一日のエネルギー源)
②タンパク質(新しい細胞生成のため)
③デンプン(エネルギーを燃やすため)
の3つです。
昼も活発な肝臓には、質の良いタンパク質メインの食事と野菜、そして少量の炭水化物が好ましい食事です。
③すい臓
夕方(16時~17時)この時間帯に活発になるすい臓の働きはよく知られていますが、インシュリンを分泌して、血糖値を下げる働きをします。
この時間にインシュリンの分泌量はカラダの中で自然な形でピークになるといいます。
なので、甘いものが食べたいなと思ったら、この時間帯がおすすめです。
ただし血糖値を急上昇させるもの(スイーツや炭酸飲料水など)は避けた方がエイジングケアにはいいです。
④胃
食べ物の消化をします。
⑤腎臓
(19時~21時)肝臓やすい臓が休んでるこの時間帯に活動するのが腎臓です。腎臓はカラダの中を掃除してくれる働きがあります。
夜の食事を21時までに摂ることが望ましいようです。
もし時間を過ぎて遅い食事を摂るようなら、食事抜きの方がデトックス効果にもなり、カラダにはいいとのことです。
一日をこのような時間帯に分けて食事をすることが、エイジングケアに効くタイムリー・ニュートリションのポイントです。
注*人の生活リズムはそれぞれ違いがあります。ここで表している時間帯は、一般的に朝起きて、夜寝る生活リズムの人に当てはまる大体のものです。
臓器が活発に働く時間帯はさほど変わりないようですが、個人差がある事を付け加えさせていただきます。
エイジングケアに効果的な食べ物とNGな食べ物
エイジングケアを食べ物の摂取で実践していこうとするときにぜひ、知っておきたいのが、エイジングケアに効果がある食べ物とNGな食べ物があることです。
これはエイジングケア効果だけではなく、食べ方次第ではダイエットの効果も期待できるものなのでご紹介します。
エイジングケアに良い食べ物
・良質なタンパク質
おすすめは魚や大豆製品です。
魚は血液サラサラ効果のある青魚や、オメガ3の摂取に天然サーモンがおすすめです。
特にお豆腐の成分のイソフラボンは、女性ホルモンに似た成分として有名です。
お豆腐以外ににもあとは大豆として、お味噌汁を摂取するといいでしょう。
・脂質
40代をすぎたら、悪玉コレステロールに気を付けましょう。
普段、料理に使っている油をエクストラバージンオリーブオイルやココナッツオイルに変えるのもいいです。
エイジングケアや血液サラサラ効果で話題になったエゴマ油やアマニオイルを(火を通さないで使い)ドレッシングなどに使うこともおすすめです。
・食物繊維
食物繊維は便秘解消によく、カラダの中にはいった余分な脂肪の吸収を妨げてくれる作用もあるのでおすすめです。
食物繊維には二種類あります
①水溶性食物繊維
バナナ・リンゴ・キノコ類・わかめなどで、胃で糖質の吸収を抑えてくれる作用などがあります。
②不溶性食物繊維
大豆・さつまいも・ごぼう・ブロッコリーなどで、ストレートに便通を良くする作用があります。
・低GI食品
生活習慣病の防止になります。
便秘解消にも効く玄米・小麦粉ではなく全粒粉のパン・きび砂糖・黒砂糖などが、おすすめです。(白い砂糖はNGです)
・ビタミンA
美肌効果のあるビタミンAは豚や鳥のレバー、うなぎなどに多く含まれていますが、食べた後にカラダの中でビタミンAに変わるものとして、にんじん・ほうれん草・パセリもおすすめです。
・ビタミンB群
細胞の新陳代謝アップの食べ物と言えば、レバー(特に牛)・うなぎ・卵・バナナなどがあります。
・ビタミンE
強い抗酸化力というのはカラダを錆びつかせない、エイジングケアにとってとても強い味方です。
特におやつに良いとされているのが、ナッツ類です。
その他、玄米もおすすめで日常的に摂るといいでしょう。
特に玄米はカラダにいい、スーパーフードです。
・フィトケミカル
野菜自体がもともと持っている外敵から守る力の成分がフィトケミカルです。
それは人が食べ物としてカラダの中に入れると抗酸化力がUPするのでエイジングケアに絶対的におすすめです。
食べるなら断然!トマトです。
・ミネラル
肌に潤い、免疫力UPなら、わかめや昆布がおすすめです。
サラダの様な料理で食べると一番いいでしょう。ミネラルは髪にもいい効果があるので、艶のない髪は年齢を感じさせてしまいます。エイジングケアにミネラルは欠かせないものです。
エイジングケアにNGな食べ物
エイジングケアにNGな食べ物は、ダイエットにも良くない食べ物と重なります。
細胞に炎症を起こす食べ物というのはエイジングケアにもダイエットにもNGなのです。
「細胞に炎症を起こすNGな食べ物」
・動物性脂肪、高温処理し加工されたシリアルなどです。
「血糖値の急な上昇を促すNGな食べ物」
・乳糖(ラクトース)という成分が入った乳製品、白砂糖、白米、小麦粉を使ったパンなどです。
「その他のNGな食べ物」
・食品添加物が入ったお菓子類、料理に使っているサラダ油など(悪玉コレステロールを増やします)、燻製や缶詰もNGです。
エイジングケアにおすすめの食べ物は、意外とシンプルなもので食材そのままの良さがあるものという印象があります。
意識的に肉中心だった食生活を見直し、メインのタンパク質は魚で摂り、野菜を良く食べる様にすることから始めてもいいですね。
【まとめ】エイジングケアに大事な事は食べ物とタイミング
いかがでしょうか。エイジングケアを何から始めたらいいのかと迷った時に、食生活を意識的に変えてみましょう。
カラダの中を若返らせてあげることがスキンケアにも繫がるということです。
そこで初めて、化粧品などもより効果が期待できます。食べ物はカラダにいいものを選んで、食べるタイミングを考えましょう。
いつまでも若々しく、綺麗でいるために。