民泊のホストで一番聞かれる質問、Airbnbのホストってぶっちゃけ儲かるの?

Airbnb(民泊)ホストの収入はどれくらいになりますか??

私がAirbnbのホストを始めて一番聞かれる質問です。

今回はゲストとの交流や、みなさんが気になるホストの収入について体験者として書きますね。

ところでAirbnbとは?

Airbnbとは、世界192か国の33000の都市で、部屋を貸し出す人(ホスト)と、部屋を借りたい人(ゲスト)のマッチングをウェブサイト上で行っている会社です。(2017年4月現在)

「暮らすように旅をしよう」というキャッチフレーズで有名になりつつありますね。

そのウェブサイトを使用して、私は現在「部屋を貸し出す人(ホスト)」を体験しています。日本では最近になってよく耳にするAirbnb(民泊)ですが、2008年にアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコに設立され、世界中には既に多くの民泊利用者がいます。

私も遅ればせながら、ようやく2016年になって、Airbnb(民泊)の事を知りました。

 

Airbnbを利用するゲストのタイプ

【日本人ゲスト】

現在もゲストは90%以上が外国からのゲストなのですが、最近になって日本人のゲストもふえてきました。

日本にも民泊が少しずつ浸透してきている様子です。

…でも日本人ゲストに話を聞くと、なかなか日本人には「知らない人に家を貸す」「知らない人の家に泊まる。」という事に拒否反応や、不安が多いようですね。

「不安だったけど、話題になっているのでAirbnbを利用して泊まってみた。」「人の家に泊まるのはドキドキしたけれど、自宅のようにリラックスして過ごせてよかった。」「豪華ではないが、ホテルや旅館とは違い、寛げる。」「話題のシェアリングエコノミーのAirbnbを体験してみて、友人に自慢してみたい。」と、日本人ゲストからは皆さんの色々な思いを聞きました。

最初は「不安」が大きかったようですが、最近は「話題のAirbnbを体験してみたい。」という好奇心で泊まって下さるかたが多いですね。

中には24時間フロント対応のある、ホテルとの違いに戸惑うかたもいらっしゃいますが、ほとんどの日本人ゲストは最初から「民泊」ということ了承済みで楽しまれています。

まずは日本でAirbnb体験をして、次は外国でAirbnbを利用しよう!という日本人ゲストも多いですね。

【外国人ゲストは多種多様】

外国人ゲストは老若男女問わず、多くのかたが利用されます。

アジア圏、ヨーロッパ、アメリカ全土、オセアニア…と世界中からゲストが来ます。
女性一人旅、男性一人旅、女子旅、男子旅、カップル旅、定年退職後の仲の良い夫婦、長いバケーションを夫婦でゆったりと過ごす夫婦…と、とてもバリエーション豊かです。

私の場所はダイビングをするゲストも多いので、男性2名でダイビング三昧のゲストも多いですね。

カップル旅、夫婦旅、女子旅は、観光バスを利用してみたり、自分たちで行きたい所へ路線バスを乗り継いで行ってみたり…と、旅慣れたゲストも多いようです。

Airbnbを利用することで宿泊代を安く抑えて、その分、その土地の食事を堪能したり観光や体験にお金を使い楽しまれているようです。

Airbnb(民泊)なのでその土地に暮らしている気分、習慣も味わえるので外国人ゲストには「日本」を体験できる機会になっています。

定年後の夫婦はアメリカのシアトルからのゲストでしたが、日本に来る前は台湾を楽しまれ、日本に滞在して、その後は香港、シンガポール、ジャカルタなどなど…現在も世界を旅行中です。素敵ですね。

【ゲストと帰国後の交流】

世界中からのゲストとお互いにFacebookやインスタグラム、Twitterでフォローしているので、近況や今の旅行先などにコメントを入れながら、楽しいお付き合いをすることもしています。

お互いの国での話、地元ならではの場所や写真、食べ物など宿泊後も交流が取れるなんて、とても貴重な体験が出来ていると思います。

そのゲストがリピーターで、また宿泊の予約をしてくれたり、ゲストの友人に紹介してくれたりと嬉しい事も多いですよ。

Airbnbのホスト(部屋を貸す人)の収入

部屋のタイプ、貸し方にもより、これはそれぞれになってしまいます。

また部屋のある場所が、需要がある地域かどうかにもよりますね。

【部屋の場所】

例えば、観光地へ行くまでにとても時間がかかったり、お店があまりないような不便な場所、駅や交通機関から遠い場所…このような所であれば1泊の単価を下げたり、最寄りの交通機関まで送迎を行ったり…という対策を立てればゲストは来るかもしれないですが、「遠い外国から、重いスーツケースを持ちながら移動する…」と考えると、なかなかゲストが予約してくれるのは難しいかもしれないです。

もし自分が旅行者なら、何かそこに泊まりたいと思える体験やメリットがないと予約はしないと思います。

 

【ロケーションのレビュー】

Airbnbのサイト内で、少し不便な場所、目玉となる観光地が無い場所を検索して予約状況を確認してみても、そのような場所は金額も安いのに空きが多いです。

そして外国人ゲストが、その場所が交通アクセスが不便、観光地まで遠いということをわからないまま予約した場合、宿泊後のレビューにはロケーションの項目で「遠い、不便、車に乗れないからどこにも行くことが出来なかった…」など、シビアなコメントがサイト上にあがります。

そのレビューを読むと、次のゲストはなかなか来なくなり…と悪循環になってしまいますね。

観光地から遠い所や交通アクセスが不便な所では、「〇○体験」や朝食付き、送迎付きなどでアピールされている所もあります。

【不動産投資的な部屋】

収入に関しては、それぞれなので一概には言えないです。

例えば私の場合は不動産投資的に行っているので「マンションの1部屋まるまる貸し切り」「人数は2名まで」という部屋であれば、オフシーズンの2ヶ月間は部屋の家賃の2・5倍程度。ハイシーズンの10か月間は3~4・5倍程度です。

この収入×部屋の数となります。

オフシーズンとハイシーズンで、需要に合わせてこまめに金額を変えていくと、予約も入りやすいのでお勧めします。

部屋のタイプも現在借りているのはワンルームタイプなので2名までにしていますが、もっと広い部屋であれば人数追加ごとに追加料金の支払いで、もっと収入が増えますね。

場所によっては家族で宿泊することが多い地域なら、ファミリータイプの方が予約率も高くなります。
また、自宅の空き部屋で行う場合でも、場所が便利だったり人気の地域だと、宿泊費が高めでも予約は入ります。

不動産投資的に行うのであれば、場所はとても大切だと思います。

需要の多い場所は、他にもAirbnbを行っている部屋もたくさんあり競争も激しいです。
また需要の高い地域なら、ホテルも近くに多く建っている場所かもしれません。

そのホテルやAirbnbの中のたくさんの部屋から、自分の部屋を選んでもらえるように、部屋の備品や設備を工夫したりしていくことも必要ですね。
大変ですが楽しみでもあります。

ホテルのように24時間のフロント対応で、すぐに駆け付けることは出来ない。そして、ホテルのように豪華な調度品や備品は準備できない…。
大手のホテルとの競争は、資本金も設備も何もかもが違い過ぎて尻込みしてしまうこともあるかもしれませんね。

でも、個人の小さな部屋や家だからこそ出来る気配りや心遣い、自宅のように寛げる空間と時間、自宅にあるような洗濯機や乾燥機が部屋にあり「暮らすように旅をする。」
それを求めているゲストも沢山いますよ。

 

【まとめ】

日本にも少しずつ浸透してきたAirbnbや民泊の文化ですが、まだまだ根付いたとは言えない状況です。

外国人ゲストはどんどんAirbnbや民泊を利用して、「シェアリングエコノミー」を体験しながら「暮らすように旅」をしています。

この機会に、少し勇気を出して楽しんでみようという気持ちでAirbnbや民泊で旅行したり、ホスト(部屋を貸す人)をしてみませんか?

今後ますます外国人観光客は増える予測もありますし、日本人観光客にもAirbnbや民泊の利用は増えてくることが予想されます。

物件探しは大変な部分でもありますが、良い物件であれば安定した収入が見込める新しいビジネスモデルでもあります。

ぜひ老後の貯えとしてチャレンジしてみることをお勧めします。

 

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