寒い時期には食べたくなる「さつまいも」。実は豊富な栄養素がある日本が誇るスーパーフードだった!

寒い時期になると急に、焼きいもが恋しくなりませんか?

そんなさつまいもは普段の食卓にも、重宝される食材ですよね。

 

蒸したり、焼いたりしてもいいですが、味噌汁に入れたりとバリエーション豊かなこともあり、優秀な食材です。

 

ただその見た目の大きさから、食べたら太る!と勘違いされている方もいますが、実はご飯とさほど変わらないのですぐ太るということはありません。

 

またここ最近では、生活習慣病が気になる方、免疫力を高めたい方に、良いとされるアントシアニン(皮に含まれる)が豊富に含まれているだけでなく、ビタミン類が豊富に含まれているため、肌荒れ予防にも役立ちます。

そのため美肌効果、腸内環境を整える効果、免疫力を高める効果、などが期待できる食材なのです♪

今回は、その理由と、効果的な調理方法など詳しくお教えします。

 

さつまいもにはどういった効果があるの?

それではさつまいもの健康面、美容面といった点について詳しく紹介しますね!

①腸内環境を整える効果

食物繊維を含む食材にはいろいろなものがありますが、いも類の中でもさつまいもには豊富な食物繊維(さつまいもに唯一あるヤラピンも)が含まれています。

食物繊維の主な特徴としては、悪玉菌や毒素を吸着して排泄する働きがあり、また善玉菌も増やしてくれるのです。

 

便秘体質に悩まれている方の場合長い間、便中に含まれる老廃物が溜まり続けることによって、腸内環境が悪化します。

また便秘が長く続くことによって、毒素や悪玉菌などの有害物質が血液中に入り込んでしまい、吹き出物や肌荒れなどの肌のトラブルが起こりやすくなります。

なので日頃から意識して、食物繊維を摂取するようにしましょう。

②美肌効果

さつまいもには、ビタミンB群が糖分をエネルギーに変えてくれ、またビタミンCが、コラーゲンの生成を促進する作用があり、さらにビタミンEが、抗酸化作用があるなど様々な栄養素がバランスよく含まれた食材なのです。

よくビタミンCは熱に弱く、加熱調理をすると失われやすいのが欠点と言われます。

しかし、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんによって熱からビタミンCを保護しています。

なので加熱調理をしても、ビタミンCが失われにくいという特徴があります。

さらに、ビタミンEやビタミンB群との相乗効果でたるみやシワだけでなく、メラニン色素の沈着を抑える働きがあり、そばかすやシミなどにも効くため、美肌効果が期待できる食材なんですよ。

③免疫力効果

さつまいもには、ビタミンC、食物繊維、カロチンなどが豊富に含まれています。
特にビタミンCを豊富に含んでいるので、風邪予防に効果があります。

白血球の免疫力を高めてくれるので、風邪にかかりにくくしてくれ、また血液中のコレステロールを減らす効果があるのです。

 

さらに動脈硬化が心配な方にもお勧めできる食材なんですよ!

実はさつまいもの皮には、豊富な栄養素を含んでいます。

綺麗に洗って、一緒に召し上がってみてくださいね。

ちなみにさつまいもの皮には、「ヤラピン」という成分があり、これには、アントシアニンやビタミンCといった成分が豊富に含まれています。

 

その結果最近では、生活習慣病の予防や、糖尿病や、大腸ガンなどの予防にも免疫力効果が発揮することが分かりました。

 

さつまいもを購入する際に、選ぶポイントはやわらかくないもので、艶があるものを選んでください。

また太いものの方が味が美味しいですよ。

 

さつまいもに含まれる豊富な栄養素とは?

さつまいもは、いも類に分類されていますよね。

いも類というと、なんだか炭水化物が多くて太るイメージがあり、あまりミネラルやビタミンが含まれていないイメージがありませんか?

 

さつまいもは、いも類に含まれていますがちゃんと、ミネラルやビタミン類を豊富に含んでいる食材なんですよ!

今回はさつまいもの栄養素並びに、その他主に含まれる栄養素について詳しく説明しますね!

 

①ヤラピン

さつまいもには、「ヤラピン」という成分が含まれていますが、実はこれはさつまいも特有の成分で、他の食材には含まれていないのです。

そもそも「ヤラピン」とは、緩下剤 として古くから知られていました。

この「ヤラピン」が実は便秘にとても効果があると言われています。

 

その結果さつまいもは 、便秘解消に効果があると注目されているのです。

もちろん食物繊維も多く含んでおり、さらにこの「ヤラピン」という成分と一緒に摂取することによって、相乗効果に繋がり便秘の改善に繋がります。

加熱調理をしてもヤラピンを失われないので、煮物や焼き芋でもしっかりと摂取することができます。

 

②アントシアニン(紫芋含まれる)

さつまいもの仲間である紫芋には、「アントシアニン 」が含まれているのです。

アントシアニンの最大の特徴は、目の機能や疲れの改善に役立つと考えられています。

またメタボリックシンドロームの予防効果をはじめ、血圧が上昇するのを抑え、動脈硬化にも効果が期待されているのです。

 

その結果アントシアニンには、癌の予防や、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にも繋がるのです!

 

③ビタミンC

ビタミンCを多く含むさつまいもは、1日1本で必要な量をほぼ摂取することができます。

さつまいもに含まれるビタミンCは、なんとりんごの約7倍以上と言われています。

 

実はさつまいもに含まれるビタミンCの含有量は、果物よりも多いのです。

またでんぷんによってビタミンCが、熱から守られるので、加熱調理をしてもビタミンCが、壊れにくいので料理には重宝されます。


紫外線が当たることによって、シミが出来てしまいますが、実はチロシンというアミノ酸から、メラニン色素が生成されています。

皆さんもご存知のようにこのメラニン色素が、そばかすやシミの原因になるのです。

さつまいもに豊富に含まれるビタミンCが、「チロシン」というアミノ酸からメラニン色素を生成する、「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑制することができるので、その結果そばかすやシミを防いでくれます。

 

さらに、ビタミンCにはコラーゲンの合成を促進する作用があるので、そのかいもあり美肌を保ってくれるんです。

 

スーパーで見られるさつまいもの主な種類って何?

さつまいもといっても、時期によっていろいろな種類がありますよね。

今回はよく、スーパーで見かけるさつまいもの種類について紹介しますね。

 

①安納芋

安納芋は種子島の特産で、とても水分の多い品種です。

加熱することによってクリームのように、ねっとりとした食感になりるので、さつまいものサラダや、スイートポテトなど作るときに適しています。

もちろん生の状態でも、糖度が16度ほどあり、糖度が高いのを活かし、焼き芋のようにじっくりと時間をかけて焼くとことによって、糖度が最大40前後にもなりますよ。

とても甘みを感じることができる品種なのが、特徴です。

②紅あずま

紅あずまは、関東で人気の品種です。
繊維が少ないため、焼いたり蒸したりするとホクホクするのとねっとりする感じの、ちょうど中間タイプのさつまいもになります。


紅あずまは焼き芋にすると、果肉の部分が綺麗な濃い黄色になり、見た目はもちろんのこと、果肉に甘みもしっかりあって、美味しいです。

③紅こがね

紅こがねは、紅あずまから品質が良いところを選抜したものです。
もちろん紅あずまの特徴である、果肉にがしっかりとあり甘みを感じる部分を受けついでいます。

ですが紅こがねのタイプとしは、ねっとり系ではなくホクホク系です。
焼き芋にすると、香ばしい香りと自然な甘みで美味しいですよ。

 

さつまいものお勧めな調理方法とは?

さつまいもはいろいろな食べ方がありますが、せっかく食べるなら、

さつまいもの栄養素を、損なわずに食べたいですよね?

それでは早速、さつまいもを美味しく食べる調理方法をクックパッドのレシピからご紹介しますね。

 

①☆便秘に効く☆りんごとさつまいも重ね蒸し

Cpicon ☆便秘に効く☆りんごとさつまいも重ね蒸し by M☆ITO

 

②簡単免疫あっぷ♡さつまいも黒蜜がけ

Cpicon 簡単免疫あっぷ♡さつまいも黒蜜がけ by ささだんご〜☆

 

③★さつまいもとクリームチーズの美肌サラダ

Cpicon ★さつまいもとクリームチーズの美肌サラダ by LICO☆

 

さつまいもの栄養素をそのまま摂取するには?

 

いも類全般を見ても、調理法としては煮込み料理が多いですよね。

煮込み料理がよくないわけではないのですが、栄養素をより多く摂取するには、ポイントがあるんですよ!

それでは今回はさつまいもの栄養素をそのまま上手に、摂取するポイントを紹介しますね。

 

①加熱料理の際のポイント

これからの寒い時期といえば、スープといった、温かいものを食べたいものですよね。

実はスープのように少し煮込む程度のものならば、美容効果を損なうことはありません!

 

ただ茹でたり、長い間煮てしまうと栄養素が逃げてしまいます。

加熱調理の際、茹でたり、煮たりするとせっかくのさつまいもの栄養素がゆで汁に流れ出てしまい、ちゃんと摂取することができません。

 

もしゆで汁の中に流れ出た栄養素を、そのまま摂取したい方は、豚汁、味噌汁、ポタージュなどの汁物であれば、お汁と一緒に栄養も摂取できます。

 

汁物でももちろんいいのですが、お勧めなさつまいもの栄養素を損なわずに摂取するには、蒸すか、焼くといった調理法の方がより栄養を逃すことがありません。

 

②皮も食べる


さつまいもというと焼き芋がメジャーですよね。

焼き芋を食べる際にそのまま食べる方もいれば、皮を捨てちゃう方もいますよね?

 

できれば皮ごと食べてください!

なぜならさつまいもの皮には、ポリフェノールが豊富に含まれているのです。

ポリフェノールを損なわないために、皮をむいたりせず、一緒に調理することをお勧めします。

 

まとめ

いかがでしたか?

さつまいもは美肌だけではなく、免疫力も高めてくれ、腸内環境を整えてくれる、スーパーフードでしたよね?

 

「さつまいもはいも類だから…。」と思い、ついつい食べないようにされている方も、ダイエット中の方は特に、栄養に欠けるので定期的に召し上がってみてくださいね!

量を加減すれば、ダイエット中でも全然問題ありませんよ。

 

どうしても気になる方は、夕食ではなく、ランチなどまだ体を動かす時間帯に食べると、罪悪感がなく食べれますよ♪

 

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