え?あれもスーパーフード?スーパーで気軽に購入できるスーパーフードはこれ!

ここ数年日本でも、海外セレブが積極的に摂取している「スーパーフード」が話題となっていますよね!

ですがよく海外セレブの方が紹介しているスーパーフードは、アマランサス、ホワイトチアシード、スピルリナ、ビーツなどはあまり日本の食卓に上がる食材ではないことが多いですよね?

でも、先程紹介した食材はどれも原産国では昔から摂取されている、伝統のある食材ばかりなのです!

また、そもそもどんな食材が「スーパーフード」なのかが曖昧でちょっとわかりづらいですよね。

そこで今回は私たちの身近な日本食や、家にもあるような食材にも、スーパーフードがあるという事を紹介していきます!

 

スーパーでよく見る食品も実はスーパーフード

世界を見れば「スーパーフード」と言われている栄養素が豊富に詰まった果実や食材がいろいろとあります。
ここ数年で急に海外で流行しているスーパーフードが日本に輸入されています。

もちろん海外の栄養豊富なスーパーフードも積極的に摂取して頂きたいのですが、日本にも海外のスーパーフードに劣らない食品が豊富にがあります。

例えば身近なスーパーにある食品だと、

・納豆

・ゴマ

・味噌

・海苔

・もち麦

・甘酒

・緑茶

など

普段から良く食べる食材が多くありませんか?

皆さんも何気なく口にしている食材が、実はスーパーフードだったのです!

海外からわざわざ輸入されたちょっとお高い食材よりも、国産の身近でお手頃な食材で自分磨きを早速始めてみませんか?

 

そもそもスーパーフードの定義って

そもそも「スーパーフード」という言い方は1980年代のカナダやアメリカで、食事療法を研究している専門家や医師の間で、有効成分がずば抜けて多く含む食品に対して「スーパーフード」という言葉が使われはじめたのがきっかけとなります。

そして、アメリカで2000年頃から低温調理法がブームになり、この調理法が「スーパーフード」と言われる食品の中に含まれている成分をより活かすために最適であったのです。そのため、専門家たちの間でにわかに「スーパーフード」に人気が高まったのです。

スーパーフードが広く一般に知れ渡ったのは、アメリカの医師スティーブン・プラットの著書『スーパーフード処方箋〜あなたの人生を変える14の食品』と、アメリカでスーパーフードのバイブルとして有名な著書である、ロー・リビングフードのカリスマでもある、デイヴィッド・ウォルフの『スーパーフード』といったこの2冊の影響があり、多く方に「スーパーフード」というワードが知れ渡りました。

1つの食品の栄養面がただ良いというだけではなく、ある特定の有効成分の含有量がずば抜けて高いもの、ごく少量で栄養かつ健康成分を効率的にとれるものこそ「スーパーフード」なのだという見解を、先ほど紹介した著書には記載してありました。

このようなことから「スーパーフード」とは、はっきりとした特定の食品を定義したものではありません。

なので一般の食品よりも健康的成分や必須栄養素を多く含む、主に「植物由来の食品」という大前提のもと、提唱者によって異なる食品が挙げられているのが現状です。

 

そんな中定義としてあげるのならば、

①サプリメントと一般的な食品の中間にくるような存在であり、健康食品と料理の食材としての材料となる用途をあわせもつ食品であること。

 

②ある一部の栄養成分もしくは、健康成分がずば抜けて多く含まれる食品であること。

全体的に栄養バランスが良く、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。

 

ということになるかと思います。

 

スーパーフードを身近に取り入れよう

そもそも何故そんなに「スーパーフード」が身体に良いのでしょうか?

 

抗酸化作用が高いポリフェノールなどが入っているため、女性に嬉しいことにエイジングケアに良いとされています。

また普段から摂取することで、健康的な体を作ることが出来ます。

そして身体の中で重要な「腸」を健康に保つことで、腸内環境が良くなり大腸ガンといった大病を予防できる事が注目されています。

 

その理由としてスーパーフードには、食物繊維が豊富に摂取出来る食材が多く、健康にプラスになる事が挙げられます。

その為毎日少しずつ摂取するだけでも、美容はもちろんのこと、健康にもいい効果が期待できます。

 

ではどうやって毎日摂取すれば良いか悩んでいる方は、まずは普段の食事を和食中心の食事のメニューに変えてみましょう!

何故なら和食と言えば今や世界無形文化遺産ともなり、世界各国からも高く評価さえており、日本伝統の食事スタイルですよね。

海外でも注目されている和食は、私たちの健康を保つだけではなく、さらには女性をより美しくしてくれるものが豊富に詰まっているのです。

 

先ほども紹介した腸内環境を良くするために、腸内細菌のエサになってくれる水溶性食物繊維が和食の中には、豊富に含む食材があります。

それが豊富に入っているのはもち麦や大麦などです。

これらにはポリフェノールに合わせてミネラルも豊富に含まれています。

また大豆加工食品には、植物性タンパク質、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ビタミンが入っており、それ以外にも発酵食品でもある納豆、味噌、漬け物、醤油などもおすすめです。

なので是非食べるものに困った際は積極的に、和食を食べましょう!

 

スーパーで買えるおすすめスーパーフードとその効果

それでは早速スーパーでも購入可能なスーパーフードを、4個紹介しますね!

①サツマイモ

実はサツマイモはスーパーフードとして欧米では頻繁に紹介されています。
ダイエット食材としても人気なんですよ。

【効能】

サツマイモにはビタミンCやカルシウムが多く含まれています。 

ビタミンCは、メラニン色素の沈着を抑えてくれる働きがあり、気になるシミやソバカスを事前に防ぎ、肌に透明感を与えてくれます。

カルシウムは、丈夫な骨を作り、神経と筋肉の働きをサポートしてくれます。

最大の特徴は、豊富なセルロース(食物繊維)なのです。
セルロースは、腸を刺激して働きをより活性化にさせることによって、便の排泄を促進させるので、便秘気味の方にはオススメな食材です。

②大麦

実は朝ご飯の際に麦ご飯を一緒に食べれば、その日の1日中太りにくい状態が続くという効果があります!

【効能】

最大の特徴は、ベータグルカンが豊富なのです。

ベータグルカンは水溶性食物繊維の仲間で、このベータグルカンが血中コレステロールを低下してくれ、メタボの解消に繋がり、また食後の血糖値をゆるやかに保ってくれる作用があります。

ベータグルカンは玄米茶や白米よりも、豊富に含まれています。

③鮭

実は鮭の赤い身の部分には、アスタキサンチンというビタミンEの1000倍の抗酸化作用があると言われている成分も含まれているので、女性にとっては嬉しい美白・美肌作用が期待できますよ。

【効能】

人間の体内では作ることが出来ない、オメガ3が豊富に含まれています。

オメガ3とは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことによって、血液をサラサラにしてくれます。

またそれだけではなく、免疫力を高めてくれるため肌のアレルギー症状を抑えてくれる働きもあります。

またアスタキサンチンも含まれているので、シミシワの予防効果があります。

なぜならメラニン色素沈着を抑えることでシミを出来にくくしてくれ、活性酸素を抑えることでシワの予防に繋がります。

またアスタキサンチンは化粧品にも使用されるほど、肌に良い成分なので美肌・美白も期待できますよ!

④梅干し

梅干しを番茶に入れて作る「梅しょう番茶」は昔から冷え性や風邪予防などの効果があると言われています。

ただ梅干しは塩分も多い食品なので、1日1~2粒ぐらいにするのが最適な量です。

【効能】

クエン酸が入っているので、疲労回復効果が期待できます。

このクエン酸がなんと、二日酔い、乗り物酔いに効くのです。

アスピリンが入っているので、頭痛にも効きます。

また、毎日梅干しを食べる習慣がある人ほど胃が健康で、ピロリ菌の感染率も低いことがわかりました。

さらに梅干しを加熱することによって、梅に含まれる糖とクエン酸が結合して、ムメフラールという成分に変化します。ムメフラールには血流をサラサラに改善し生活習慣病を予防する効果があります。

 

身近なスーパーフードの効果的な取り入れ方

それでは紹介した食材を効果的に摂取するための、調理の仕方を紹介しますね!

★美肌になりたい方

①鮭の炊き込みご飯梅干しも和えて

鮭のアスタキサンチンと梅干しのクエン酸が一緒に摂取することでより一層、体内のサビを除去してくれ新陳代謝を良くするので、美肌効果が期待できます。

【材料】

・お米2合

・梅干し4個(はちみつ漬けてではない梅干し)

・酒の切り身2切れ

★大葉3枚(千切り)

★白ごま適量

 

【作り方】

①研いで水を入れた状態のお米の上に、軽く潰した梅干しと鮭の切り身を乗せて炊飯器で炊き上げます。

②炊きあがったら鮭の皮と骨そして、梅干しの種を取り除きご飯をしっかりほぐして混ぜます。

③お好みで器にのせた後に、大葉とし白ごまをかけます。

 

【美味しくするポイント】

・土鍋で炊いても美味しく出来ますよ。

・また余ったらおむすびにするのもオススメです。

 

★生活習慣病を予防したい方

②サツマイモと鮭のヘルシー豆乳煮込み

サツマイモに含まれる食物繊維は、発ガン物質を吸着して対外に排出する作用があります。また、サツマイモのしぼり汁に含まれるガングリオシドという物質が、ガン細胞を増やすことを抑えているのです。

 

【材料】

・サツマイモ1本

・鮭2切れ

・しめじ1袋

・エリンギ1袋

・無調整豆乳300ml〜500ml

・オリーブオイル大さじ1

・塩胡椒適量

・パルメザンチーズ適量

 

【作り方】

①サツマイモは水洗いしてしっかり拭き、ラップで包みレンジに入れます。

600wで5分間加熱し、熱いので放置しその後粗熱が取れたら取り出します。

②鮭は一口大にカットし水気を拭き取り塩胡椒を軽くしておく。

(シチューようの切れている物だと時短になりますよ)

③熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、鮭を皮目から焼いていきます。

焼き色がついた頃に裏返し、空いた所でエリンギとしめじも投入しソテーします。

④エリンギとしめじに油がまわったら豆乳を入れます。蒸しあがったサツマイモも加え、粗く潰します。時々かき混ぜながら中弱火で煮込みます。

⑤とろみがついてきたら、パルメザンチーズを加え、塩胡椒で味を整えます。

⑥しっかりととろみがついたら器によそってください。

 

【美味しくするポイント】

・蒸したてのサツマイモは熱いので、しっかりと粗熱をとってください。

・そのまま食べても美味しいのですが、フランスパンにのせて食べても美味しいです。

・鮭の代わりに鶏のムネ肉かモモ肉でも美味しく仕上がります。

 

まとめ

いかがでしたか?

最初は「スーパーフード」と聞いたら、少しばかり構えてしまうような印象を受ける方も居ると思いますが、意外にも私たちの普段の食生活で摂取していることが、分かりましたよね?

海外から輸入されたスーパーフードも、もちろんオススメなのですが、やはり毎日摂取する事を考えると、お財布にも優しいお手頃価格なスーパーにもある食材が良いですよね。

今回こちらの記事を通して、今からでも試すことが出来る毎日スーパーフード生活が可能な食材が、見つかりましたか?

健康な体を作るのも、綺麗な肌を作るのも、全ては食生活が大事ですよね!

是非今日から買い物に行かれた際は、今回紹介させてもらった食材を取り入れた料理を作ってみてくださいね♪

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