最近話題の「むずむず脚症候群」 実はあの習慣が原因だった!

皆さんは、「むずむず脚症候群」という病気をご存知ですか?

そもそもこの病気を知らない方が多いのではないでしょうか。

 

むずむず脚症候群とはふくらはぎや足の裏、太ももなどに不快感が起こることによって、じっとしていられなくなる病気です。

 

症状は様々ですが、かゆみや痛みを伴うことが多いと言われています。

特に夕方から夜にかけて症状が出ることが多く、そのため睡眠障害になっている方もいるのです。

 

放置していると、不眠症やうつ病などになる可能性があると考えられています。

そのため生活習慣からしっかりと見直す必要があるのです。

そんなに難しいことではないので、日々の食事やケア方法など、些細なことを見直すことで、改善されると言われています。

今回はその原因と、むずむず脚症候群の改善方法や予防方法など詳しく紹介します。

 

むずむず脚症候群とは?

むずむず脚症候群とは聞き慣れない方も多いですよね。

どのような病気かと言いますと…

 

脚の不快感やまたは、脚を動かしたいという強い欲求が生じることによって、寝ている間にこれらの症状が強くなることがあります。

その結果睡眠障害を、引き起こしてしまう病気なのです。

またむずむず脚症候群は、別名レストレスレッグス症候群、下肢静止不能症候群とも呼ばれます。

★むずむず脚症候群の判断基準★

日本神経治療学会によりますと…

①静かに座ったり横になったりしている状態で現れたり、悪化する
②日中よりも夕方や夜間帯に増強する

なぜむずむず脚症候群になるかは、未だ詳しい原因は分かっていません。

ですが、何らかの治療薬やアルコール、またはニコチンやカフェインもむずむず脚症候群になる原因ではないかと考えられています。

現在日本国内には、むずむず脚症候群の患者さんが人口の約4%いると言われています。

ただ実際には、もっと多いと考えられているのです。

 

むずむず脚症候群の症状

それでは気になるむずむず脚症候群の症状とは一体なんでしょうか。

皆さんは日常生活において、このような症状だったり経験はありませんか?

①脚の不快感が気になってしまい睡眠が十分にとれず、そのため日中に疲労感や眠気を感じることがある。
②脚に気持ち悪いと不快感があらわれ、なかなか寝つけない。そのため夜中に何度も目が覚めてしまうことがある。
③疲れが溜まった際、特に夕方から夜にかけリラックスしている時に、脚に不快感を感じる。ただ、歩いたりするとその感覚はなくなってくる。
④椅子にしばらく座っていると、脚を動かしたくなってしまう。止めようとすると脚に違和感を感じるため、止めることができない。
⑤脚の不快感によって不眠に陥ったり、日中の倦怠感が続く。

もしこれらの症状に思い当たるなら、それは「むずむず脚症候群」という症状になっているかもしれません。

この症状は、脚の不快感だけではありません。

不眠症状を訴える患者さんが多くいるので、少しでも気になった方は病院で受診されることをお勧めします。

 

むずむず脚症候群 の原因とは?

では一体何が原因で、むずむず脚症候群になるのでしょうか?

調べてみると今現在、はっきりとした原因がまだ明らかになっていませんでした。

そんな中、現在ある2つの原因がむずむず脚症候群に繋がるのではないかと言われています。

①鉄分の不足
②ドーパミンの機能障害

鉄分はドーパミンの合成にも関係しています。
なので、鉄分が足りないとドーパミンも作られなくなります

その結果、むずむず脚症候群の原因となると言われています。

次にドーパミンは、運動機能のコントロールに関わる物質のことを言います。
神経伝達物質であるドーパミンの合成が正常に行われなくなることによって、脚の感覚がおかしくなるのではないかと言われているのです。

そんなむずむず脚症候群のために開発された専用の栄養機能食品に「ムズムズシラズ」というものがあります。
こちらで詳しくご紹介していますので、ぜひご確認ください。

この2つ以外にもむずむず脚症候群の原因になる可能性があるのです。

・妊娠
・糖尿病
・抗うつ薬を使用している(副作用)
・遺伝の可能性(家族の中でむずむず脚症候群になったという人は要注意!)

これらのように他の症状などから、二次的に発症することもあるため注意が必要なのです。

 

むずむず脚症候群の対策

ご家庭でも簡単にできる対処法として、3つあります。

これらの方法は一般的な睡眠障害を防ぐ対処法にもなるので、ぜひ試してみてくださいね。

①アルコールやカフェインの喫煙や摂取を控える

アルコールやカフェインは眠りを浅くし、また睡眠の質までも下げてしまうのです。

そのためなるべく、寝る前の夜に摂取することは控えましょう。

アルコールを摂取すると熟睡できるという方がいますが、眠りにつくまでは良くても、アルコール分解中に交換神経が刺激されてしまうため、眠りが浅くなってしまうのです。

②鉄分を摂取する

普段の食事から、レバーや小松菜、ほうれん草など鉄分の豊富な食べ物を積極的に食べるように心がけましょう。

日々の努力で、鉄分不足が解消されれば症状が自然と改善されますよ。

栄養バランスを考えて日々の献立を立てるのも一苦労ですよね。

そういう場合は、市販のものでもいいので鉄分サプリを飲むこともお勧めです。

サプリさえ飲めば、食生活を適当にしていいということではないので、あくまで補うものとして飲み続けてくださいね。

③ストレッチや運動をする

例えば1日30分くらいの軽めのウォーキングや、寝る前に簡単なストレッチをすることで脚の筋肉もほぐれて、不快感もなくなり熟睡できます。

それでも時間がない方は、浴槽に浸かっている際にマッサージをしてみるのもいいですよ。

 

むずむず脚症候群を予防するには

むずむず脚症候群を予防するためにおすすめしたい生活習慣を紹介します。

①まったく動かない生活をしているとむずむず脚を起こしやすい
特に就寝前に適度な運動や簡単なストレッチを取り入れるといいです。

②規則正しい就寝時間と起床時間を心がけましょう。

③脚に夏は冷たいシャワーを当て、冬は熱めのシャワーをあてると症状が和らぐ可能性があると言われています。

④むずむず脚症候群は遺伝でなる可能性があります。

そのため家族の中に、同じような病気または症状がある人がいる場合、なる前にしっかりケアしておくこともお勧めします。

 

まとめ

いかがでしたか?

今まで「なんだか脚に違和感があるけど…。」と言って、そのままにしていた方もいるのではないでしょうか?

確かに今現在、むずむず脚症候群の原因はわかっていません。
ですが、事前に予防することも出来ます。

もちろんなったからといって、改善されないわけではありません。

生活習慣の中で、気をつけることによって改善されると言われています。

なので皆さんももし現在かかっている方だけではなく、「かかる可能性があるかも!」と考えられる方は、この機会に生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

少しでもむずむず脚症候群に悩んでいる方が、少しでも改善されゆっくりと寝られる日を迎えれることを願っています♪

 

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