甘酒が炊飯器で簡単に作れる 失敗しない方法を画像付で公開!

今、甘酒がブームです。
甘酒は飲む点滴、飲む美容液ともいわれ、健康・美容に幅広く効果があると注目されているのです。
甘酒には便秘解消、美肌・美白、栄養補給・疲労回復、美髪、ダイエットなどに効果があるといわれている日本のスーパーフードです。
甘酒の効果について詳しく知りたい方はこちらの記事で詳しく説明していますので参考にしてください。
さてさて、そんな甘酒、実は自宅で簡単に作ることができます。
コツが解れば失敗もなし、手間もかからず、ほんと簡単です。
こちらの記事でばあば直伝の甘酒の作り方をご紹介していますが、これを見て私も毎月2回ほど甘酒を作っています。
ばあばのレシピだとちょっと量が多いので、私は自分流に分量を決めて作っています。
もっと少量が良いなという方にはこちらで紹介している作り方を参考にして作ってみてください。
なるべく解りやすいように写真を多く入れましたので、見ながら作ってもらえば失敗なく作れると思います。
といっても、何も難しいところはありません^^;
毎朝、甘酒大さじ2,3杯をマグカップに入れ、無調整の豆乳で割って人肌に温めて飲んでいますが、一日元気で仕事ができますし、家内はお通じが良くなったといいます。
皆さんも自宅の炊飯器で簡単に作れる甘酒ですっきり体験しませんか?
甘酒の作り方
甘酒と一言で言っても実は大きく2種類あります。
米麹を原料をする甘酒と、酒粕を原料として作られた甘酒です。
今回作成するのは米麹を使用した甘酒です。
飲む点滴と言われているのは米麹を使用した今回作成するタイプの甘酒です。
甘酒の材料
米麹を使用した甘酒の材料はとてもシンプルです。
材料は米麹と、もち米、水の3種類だけです。
私が作成しているときの分量は以下となります。
- 米麹:400g
- もち米:300g(2合)
- 水:炊飯器の白米の目盛りで、4合の量
我が家では写真の「伊勢惣 みやここうじ」というのを使用しています。(一袋200g×2)
甘酒作成のタイムスケジュール
甘酒を作るのは非常に簡単ですが、丸一日程度時間がかかりますので、作業をする際には出来上がりの時間を想定して作り始める必要があります。
一番重要なのは、炊飯後の作業と、保温を止める時間(熟成の加減)です。
それ以外はあまり時間を意識する必要はありませんし、何もすることはありません。
時々混ぜるとか、一手間かけると仕上がりが良くなるかもしれませんが、やらなくても普通に出来上がります。
簡単に各工程の時間を表すとこんな感じです。
①もち米を洗って、米をぬるま湯に2,3時間つけておく
夜漬けて朝炊くなど、5時間以上開けるのであれば、ぬるま湯である必要はないと思います。
②炊飯 1時間強
私は水分を多くしておかゆモードで炊いています。
③米麹を混ぜる 1時間弱
混ぜる時間はそこまで時間はかかりませんが、炊飯器からおかまを出して少し冷ますためその分の時間を考慮しましょう。
後述しますが、冷やさないまま、米麹を入れても甘酒になりますので、手間をかけたくない方はそのままぶち込みましょう〜
④保温(熟成) 15時間
熟成の時間は仕上がりに大きく影響します。出来上がりの好みもありますので保温時間は何度か作ってみて調整しましょう。
⑤冷ます(熟成) 5,6時間
冷蔵庫にしまえるように冷やします。冷える間も熟成が進みます。
⑥容器に移す
それでは実際の作業をご紹介していきます。
まずはもち米を炊いていきます。
もち米300gを測って、普通に研いで、水切りをします。
お米を炊く際のように水切りをきちんとする必要はありません。
研いだもち米を炊飯器のおかまに入れて、50度くらいのお湯を白米の3〜4合のところまで入れます。
水の量は3合〜4合で好みで調整すると良いと思います。
水が少なめのほうが、濃厚な仕上がりに、多めだとサッパリした味に仕上がります。
最初は3.5合くらいで作ってみても良いかもしれませんね
炊き方も普通に「炊飯モード」で炊いてもいいと思います。(少なめの水分で焚くならなおさら)
何度かやってみて自分の好みを見つけてください。
我が家はもち米2合(300g)に白米3.5合分のぬるま湯で、2,3時間置いた後に、「おかゆモード」で炊いています。
(写真は4合の目盛りまで入れていますが、最近は3.5合にしています)
この時は10時に出かける予定が有り、9:30頃に炊き上がるように炊飯器をセットしたので、お湯につけている時間は正味1.5時間くらいでした。
できれば3時間くらいはつけておいた方が、甘酒になったときに舌触りの良いつぶつぶになると思います。
炊き上がるまでの時間に麹は写真のように袋の上から押してほぐしておきましょう~
そのほうがおかゆと混ぜるときに均等に混ぜやすいです。
もち米の炊き上がりはこんな感じです。
ちなみにもち米でなく、白米でも問題ありませんが、もち米のほうが甘みが良く出るそうです。
炊き上がったら一度炊飯器から出してよく混ぜて粗熱を取ります。
そのまま米麹を混ぜてしまっても甘酒になりますが、本来は60度以下が望ましいので熱々は避けましょう。
粗熱を取っている間は水分が飛ばないようにキッチンペーパーなどで、蓋をしておくと良いです。
季節によりますが、2,30分置くか、時間がない場合は混ぜながらふーふーして、少し冷ましましょう。
とは言え、麹を入れることでも温度が下がりますので、あまり温度に敏感にならなくても大丈夫です。
実際我が家でも、最初のうちは炊き上がったらすぐに入れていましたが、失敗したことはありません。
ただしその時はおかゆではなく、炊飯で炊いていたので温度も下がりやすかったかもしれません。
麹を入れていきます。
こんな感じで炊きあがったもち米と米麹が均等になるように混ぜ合わせます。
均等に混ぜたら炊飯器に戻して保温をしていきます。
炊飯器の蓋から水滴が落ちると、酸味が出る原因となるようですので、キッチンペーパーなどを挟んで保温します。
我が家の炊飯器は保温の温度が2段階あり「うるつや」という低温の保温があるのでそちらを利用しています。
炊飯器の保温が高いなと感じる場合は蓋をしないで保温すると温度が高くなりすぎないと思いますので、試してみてください。
保温の間数回かき混ぜましょう~
最悪混ぜなくても大丈夫だと思いますが、保温1時間後、中間に1回ぐらい混ぜてあげると酵母も頑張ってくれると思います
後は炊飯器にお任せです。
15時間ほど熟成させます。
熟成の時間も個人の好みになります。
時間が短いと「あっさり、さらさら」、時間が長いと「こってり、どろどろ」な仕上がりになります。
この時は寝る時間に13時間くらいの保温となってしまっため翌日の朝まで保温したため19時間の保温となりました。普段より少し黄色めに仕上がりました。
我が家はこんな感じでダイソーとかで売っている瓶に入れて保存しています。
冷蔵庫に入れていれば一月ぐらいは平気で保存できると思います。
それまで残っていたことがないので確証はありませんが^^;
私は大さじ2杯、家内は大さじ3杯の甘酒を豆乳で割って、1000kwで70秒(一杯あたり)くらい電子レンジで温めて飲むようにしています。
温めすぎるとせっかくの麹菌が死滅してしまうので、人肌くらいに温めるのが良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
時間はかかりますが、酵母を混ぜるときと、保温を止めるときさえ注意すれば炊飯器に任せっきりで簡単に甘酒が作れます。
私も家内も甘酒を飲み始めて半年以上たちますが、50歳を超えても元気、すっきりです。
甘酒、お勧めですよ。