美肌は正しいクレンジング選びと使い方で決まる!今のクレンジングで大丈夫?

皆さんは、どのような理由で今のクレンジングを選びましたか?
値段・洗浄力・昔から使っているから・・・など理由はさまざまあると思います。

しかし、化粧水や美容液は美肌になるものを選んでいても、クレンジグは「メイクが落ちれば何でもいい」と思っている人も多いのではないでしょうか?

クレンジングはメイクなどの油溶性の汚れを落とす役割がありますが、実はそれだけではなく、美肌を作る上でとても大切な役割があるんです!

そのためクレンジングは、自分の今のお肌の状態によって変えていった方がいいんですよ。

若いころと同じクレンジングを使っていませんか?
ニキビや乾燥などお肌のトラブルがあるのに同じクレンジングを使い続けていませんか?

もし、今のお肌の状態で悩みがあるならクレンジングを見直した方かよいかもしれません!

自分に合ったクレンジングの選び方・クレンジング方法で美肌に近づきましょう!

 

 

クレンジング剤の種類

クレンジングは、水やお湯・洗顔料だけでは落としきれない油性の汚れを同じ油を使用することで汚れを浮かせて、洗い流す役割があります。

しかし、油だけでは、水と分離してしまうのでメイクの油分と水をなじませる作用がある「界面活性剤」という成分が含まれています。この「界面活性剤」がお肌に刺激を与える成分なんです。「界面活性剤」は悪いものと言われていますが、メイクを落とすためには必要になります。

そして、お肌のお悩み(カバー力・発色・崩れにくいなど)を解決してくれるメイクほど、「界面活性剤」が多く含まれているものでないとキレイに落とすことができないんです。

クレンジングをすることによって、お肌にダメージやトラブルを起こさないためにも少しでもお肌に優しく、自分合ったクレンジング剤を選び正しくクレンジング法を行うことが美肌に近づくことと言えますね。

クレンジングにはいくつか種類があります。ここでは6種類のクレンジングについて界面活性剤の量が少なく肌への刺激が少ないものから順に紹介します。

ミルクタイプ

肌への負担が一番少ないクレンジング

摩擦や肌への刺激が少なく乾燥もしにくいのが特徴なので敏感肌や乾燥肌の人におすすめ。
洗浄力が弱いので時間がかかる、メイクが落としきれないなどのデメリットもありますがポイントメイクなどは専用リムーバーなどを使用すれば大丈夫です。

クリーム

比較的肌への負担が少ないクレンジング

油分と水分のバランスが良いのでマッサージクリームとして使われます。やや洗浄力が弱く、ベタつき感で好みが分かれますが、洗顔後はべたつき感もなくなります。敏感肌や乾燥肌の人におすすめ。

ゲル・ジェルタイプ

オイルタイプとミルクタイプの中間にあたるクレンジング

ベタつきがなく使用感がさっぱりとしています。また、テクスチャーに厚みがあるので、メイクとなじませる際の摩擦による肌への負担を軽減できます。油分が少なく肌になじみにくいので温めて使うのが効果的です。

リキッドタイプ

水分をベースとているため油分の少ないクレンジング

やや界面活性剤の量が多めのため洗浄力は高くさっぱりとした使用感があります。ベタつきが苦手な方やマツエクの方におすすめですが、油分が少ないので乾燥が気になるときなどには避けたほうが良いでしょう。

オイルタイプ

洗浄力が一番高いクレンジング

濃いメイクにもなじみやすく、こすらず短時間で落とすことができます。クレンジング後はとてもさっぱり感があります。洗浄力が高い反面、界面活性剤を多く含むので肌へのダメージが大きく乾燥もしやすくなります。

拭き取りシートタイプ

とても便利なシートタイプのクレンジング

メイクを簡単に拭き取れるため界面活性剤を多く含んでいます。また、拭き取りの摩擦が強く肌への負担が大きくなります。疲れているときや旅行などにはとても便利ですが、毎日使うのは避けたほうが良いでしょう。

 

 

自分に合ったクレンジング剤の見つけ方

自分に合ったクレンジングを選ぶ方法には2つあります。

★メイクによって選ぶ
★肌質によって選ぶ

クレンジングは自分のメイクの方法や肌質によって選びます。ただメイクが落ちれば良いと思って選んでいると毛穴の開きや乾燥など肌トラブルを招いてしまいます。

メイクによって選ぶ

人によってメイクが濃い人と薄い人がいますよね。クレンジングはメイクの濃さに合わせて選び、使い分けるようにするのがおすすめです。

クレンジングにはさまざま種類があり、洗浄力が高いタイプと低いタイプがあります。

メイクが薄い人が洗浄力の強いくレンジングを使用すると必要な油分まで取り除いてしまうなど肌に余計な負担をかけてしまいます。

その日のメイクによってクレンジングを使い分けるのが理想ですが、大変なので基本、自分のメイクの濃さがどの程度なのかを基準としてクレンジングを選びましょう。メイクの濃さはベースメイクを基準とします。

肌質によって選ぶ

自分の肌がどのような肌質が知っていますか?
やはり美肌へ近づくためには自分の肌質を知っておく必要があります!

普通肌

比較的に肌トラブルが少ないため、強いクレンジングを使ってしまう人も多いようです。おすすめは、洗い流すクリームタイプやゲルタイプなどが良いでしょう。

乾燥肌・敏感肌

クレンジングによって必要な油分を落としすぎてしまうため、肌への負担が少ないものを選びましょう。
比較的肌に刺激が少なく、肌に優しいタイプなのが、クリームタイプやミルクタイプです。しっとり感に優れているのでがおすすめです

オイリー肌

基本的にはオイルタイプのクレンジングがおすすめですが、皮脂を必要以上に落としすぎることで余計にオイリー肌になってしまうこともあるのでローションタイプやゲル(ジェル)タイプなど使い分けると良いでしょう。

 

 

正しいクレンジング方法

 

毎日スキンケアに時間をかけ、高級な美容液や美容グッズを使っていても、間違ったクレンジング方法では効果が期待できないどころか、クレンジングを行うたび肌を傷つけ、老化を早めてしまいます。

自分に合ったクレンジングを見つけたら、正しいクレンジング方法でメイクや汚れをしっかりと落としていきましょう!

<正しいクレンジング方法のポイントは5つ!>

①適切な量を守る
②クレンジングの順番を守る
③ゴシゴシこすらない
④素早く丁寧に
⑤ぬるま湯で洗い流す

では詳しく見ていきましょう!

適切な量を守る

自分が使っているクレンジングの適量知っていますか?
必ずクレンジングには適量が記載されているのですが・・・知っていても少なめに使用している人も多いかもしれませんね。適量って意外と多いって思うことも多いですからね。

しかし、クレンジングの量を守ることはとても大切なことです!

クレンジングの量が少ない顔と手の間に摩擦が生じるためにお肌に必要以上に負担をかけてしまいます。また、メイクに馴染むまでの時間も多く必要となるため刺激が強く肌を傷める原因となります。

そして、クレンジングは基本的に手や顔が濡れていない状態で使用します。

クレンジングをする前には、手を洗っておくのも良いですね。手の汚れや油分を取り除いて少し指の腹などで温めてから使用することでよりメイク汚れが綺麗に落とせますよ。

クレンジングをする順番を守る

クレンジングには肌への負担を最小限にする順番があります。

①ポイントメイクから落とす

メイクといってもベースメイクと目元・口元などのポイントメイクでは含まれている成分が違います。ポイントメイクでは落ちにくい成分が含まれていることやマスカラを重ねづけすることも多く、ベースメイクと同じクレンジングではキレイになりません。

無理にキレイにしようと時間をかけたり強く擦ったりすることによって肌への負担は大きくなります。そのため、基本的には目元・口元のポイントメイクは、最初に専用リムーバーなどを使用して落としましょう。

特に目の周りは皮膚が薄くデリケートなので、しっかり汚れを落としつつ肌への刺激を最小限することで老けた印象を与える目元のエイジングケアができます。

②皮脂分泌の多いTゾーン

Tゾーンは皮脂の分泌が多いので油分や汚れが溜まっています。また、顔の中では皮膚が強い方なので、少しでも肌への刺激を少なくするためにポイントメイクを落としたあとはTゾーンからなじませていきます。

③頬や顎などのUゾーン

Tゾーンが終わったら頬や顎などのUゾーンに移ります。特に目元・口元は皮膚が薄くデリケートなので力を入れず指の腹を使ってくるくると優しくなじませていきます。

④小鼻やフェイスラインなどの細部

最後は、細かい部分を行います。小鼻は汚れがたまりやすいのでしっかり汚れを落とします。生え際なども忘れずにクレンジングをなじませ汚れを浮かせていきます。

肌全体を素早く丁寧に

クレンジングの基本は、「素早く丁寧に」クレンジング剤をメイクによくなじませ、浮かせて落とすようにすることです。

しっかり汚れを落とそうと必要以上の時間をかけると余計に肌に負担がかかり乾燥の原因にもなるので、クレンジングは40秒間・洗い流す時間は20秒間、全体で1分が理想とされています。これ以上長く続けると肌への負担が大きくなります。

すすぎはぬるま湯で

クレンジングでメイクを浮かせたあとは、クレンジング剤の洗い残しが無いようにしっかり洗顔してすすぎます。
特に髪の生え際やあごのラインなど、クレンジング剤が残らないよう注意しましょう。

すすぎの際は、お湯が熱すぎると肌に必要な水分や油分を落とし、乾燥の原因になってしまうので体温よりも低い温度のぬるま湯にします。

また、冷水はクレンジング成分や油分の汚れを落としきれない可能性があるので避けたほうが良いでしょう。

適切な温度は、ぬるま湯(30度~32度程度)で少し冷たいかな?と感じる温度が良いと言われています。

 

 

毛穴・乾燥などのエイジングケアの悩みとクレンジング

年齢を重ねていくにつれて、悩みが尽きないお肌の状態。
乾燥・小じわ、毛穴の開き・たるみなどファンデーションで隠しても、隠しきれず年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。

やはり自分のクレンジングについて見直すことをおすすめします。

特に濃いメイクをしている人や敏感・乾燥肌で悩んでいるということがない人には、
よりエイジング世代のお悩みを解決できるクレンジングとして「ホットクレンジングゲル」をおすすめします。

エイジング世代におすすめのクレンジング

エイジング世代におすすめしたいクレンジングは「ホットクレンジングゲル」です

「ホットクレンジングゲル」は、発熱する成分が入っているクレンジング剤のことです。 この温感作用がエイジング世代の肌を美肌に保つためにとても効果があります。

温めながらクレンジングすると肌の表面を柔らかくさせ、毛穴の汚れを浮かせやすくキレイに落とすことができます。肌がクレンジングによって柔らかくなることでその後の化粧水や美容液の浸透力を高めます。

また、クレンジングはぬるま湯で落とすのが効果的とあるように温めることでメイクの油分や汚れだけを落とし、必要な皮脂や保湿成分をそのまま残すことができるのでお肌の乾燥を防くのに効果的です。

エイジング世代におすすめできないクレンジング

エイジング世代には、「オイルクレンジング」はおすすめできません。

「オイルクレンジング」は非常に洗浄力が強いため、お肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。特にエイジング世代は若い頃と比べてお肌の皮脂が少なくなってきているのでお肌の乾燥は気になりますよね。

オイルクレンジングはよほど濃いメイクやウォータープルーフのメイクをしたとき以外はおすすめできません。お肌の乾燥をひどくさせてしまいますからね。

クレンジングは、刺激が少ないタイプの少ないものでもお肌に負担をかけてしまうものです。特にエイジング世代の悩みである「毛穴の開き・黒ずみ」「小ジワ」「肌のキメ」などは、お肌の潤いがなくなり乾燥することが大きな原因となります。

エイジング世代に必要なのは「保湿力」

そのため洗浄力だけでなく保湿力の高いクレンジングを選んでいただきたいのです。

クレンジングでお肌を乾燥させ美容液で保湿するのではなく、クレンジングでも保湿して尚且つ美容液で保湿力を高めることでお肌の潤いをキープさせることが年齢を感じさせない肌への近道です。

 

 

まとめ

日頃、あまり気にしないクレンジングですが、美肌に近づくためにはとっても重要なスキンケアということがわかっていただけたと思います。

メイク汚れや毛穴の汚れをとるために洗浄力の高いクレンジング剤でゴシゴシ時間をかけてクレンジングをしていた人も多かったのでは?

特に、毛穴の開きやたるみ・乾燥などエイジングケアが気になる人たちには今すぐクレンジングを見直して、年齢を感じさせない肌を目指しましょう!