【アルガンオイル】これ1本で4つの効果!エイジングケアのパーフェクトオイル

ふと鏡に映った自分の顔をみて、肌のハリがない、肌がくすんでみえる、シワも目立ってきたなどと感じることはありませんか?

日々のお手入で肌の悩みを解決しましょう。スキンケアで大事なのはまずは保湿です。

オレイン酸という皮脂に似た美容成分が肌の角質層まで届き浸透するという話題のオイルがあります。

 

肌の悩みを加齢のせいだと諦める前に、美容成分豊富でエイジングケアの効果が期待できる、モロッコ発のアルガンオイルをご紹介します。

 

【アルガンオイルとは】

「アルガンオイル」は、高い美容効果がありヨーロッパを中心として人気を集めてきた美容オイルです。

最近、日本でも話題になってきたので、まだ馴染みがなく初めて聞く、と言う人も多いかもしれませんね。

 

「アルガンオイル」は、モロッコの南西部にしか生育しないと言われる、アルガンという木の実の種から抽出されたオイルです。

現地では昔からやけどや傷等の治療薬に使用されるなど皮膚を癒し労わる効果が高いと言われています。

 

「アルガンの木について」

モロッコ南西部の砂漠の様なその乾燥した地域に8000万年前からある木で、生命力の木という別名まであるのがアルガンの木です。

生命力の木と呼ばれているその理由は、雨の降らなくなった乾いた土地でも水を求めて、地中に深い根を張り、貯水力を保ち、生き続けてきたことから来るようです。

 

アルガンの木は希少でオイル採取も貴重

アルガンオイルはアルガンの木の実30kgから1Lしか摂れない貴重なものです。 そしてアルガンの木はとても希少なため、そこから採れるオイルは「モロッコの黄金」と言われています。

一時、アルガンの木が絶滅してしまうかもしれないという、大きな問題に直面したことがありました。

アルガンオイルは地元の生活には欠かせないために伐採が進み、家畜が増えたことで山羊がアルガンの木の枝を折ってしまったことなどが原因と言われています(アルガンの木は山羊を登らせ実を採取するというめずらしい方法をとっています。)。

アルガンの木の絶滅危機を重く見たユネスコが、アルガンの木の周辺地区を保護地区に指定したことで、アルガンの木の環境が整い、オイルとして商品化し、女性達が働く場ができ、経済的・社会的に地元の人々の生活が潤うという、素晴らしい循環の元に大切に守られて生まれたオイルが「アルガンオイル」なんです。

 

アルガンオイルの特徴と成分

最近人気の美容オイルの中でも、特に「アルガンオイル」は、エイジングケアに非常に効果が高いと言われています。

さらに、美容オイルとして顔・髪・爪先までの全身に使うことができるだけではなく、身体の中からケアできる食用オイルとしても使うことができるので身体の外側からケアするだけではなく内側からもキレイになれる「万能なオイル」です。

他の美容オイルに比べてよりエイジングケアに効果がある成分が豊富に含まれています。

特にオレイン酸(オメガ9)とビタミンEの2つの成分量が多く、その効能は活性酸素の除去と抗酸化作用が強いのが特徴です。

 

若返りのビタミン

お肌の老化を予防する「抗酸化作用」が強く、エイジングケアに効果的な成分で有名なビタミンEは、別名「若返りのビタミン」とも言われています。

アルガンオイルに含まれるビタミンEは、4つの構造(①α-トコフェノール②β-トコフェノール③γ-トコフェノール④δ-トコフェノール)、すべてを含んでいて、この構造が揃っていることも最大の特徴です。

その中でも、γ-トコフェロールは美肌効果の期待がとても高く、ヒアルロン酸、コラーゲン同様「3大美容成分」の一つで、エイジングケアとして注目されているオイルなんです。

また同じくビタミンEを含む、健康オイル「オリーブオイル」と比べてもその量は2~3倍も多く含まれているます。

 

抗酸化作用が強いオレイン酸

オレイン酸は、脂肪酸の中で酸化しにくくコレステロールを抑制するので肥満予防などの健康作用があります。

また、肌を刺激から守り、シミ・ソバカス・シワの原因となる紫外線や乾燥から守ってくれます。

オレイン酸は非常に優れた役割をする成分でアルガンオイルには全体の約50%程度も含まれています。

アルガンオイルにはリノール酸も含まれています。

リノール酸はオレイン酸との相乗効果により、保湿力、肌の柔軟性や肌トラブルの予防を高めるなどの効果を高めてくれます。

他にもエイジングケアに効果的なフィトケミカル(ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど)などの成分が豊富に含まれています。

 

【アルガンオイルの効果効能】

アルガンオイルは、植物由来の天然オイルなので刺激がとても少ないオイルです。

そして、オレイン酸(オメガ9)とビタミンEの2つの豊富な成分によって強い浸透力や高い保湿力も得られ「美容液いらず」ともいわれています。

アルガンオイルを使うことによって得られる効果効能についてご紹介します。

 

「エイジングケア効果」

年齢を重ねると活性酵素が増え肌の老化が進みます。

肌の老化原因でもある活性酵素を取り除くのに重要な働きをしてくれるのが、アルガンオイルの特徴成分でもあるオレイン酸とビタミンEになります。

 

シワ・シミ・乾燥を予防する肌のバリア機能を強める

本来、肌は紫外線などの外部の刺激から肌を守るためにバリア機能が備わっています。

このバリア機能は、肌の状態が健康な時は正常に働いてくれますが、加齢や肌トラブル、乾燥などで肌の状態が健康でないときには機能が弱まり正常に働きません。

肌状態が健康でなき時でもアルガンオイルを塗ることで外部の刺激から肌を保護する役割があります。

そしてバリア機能が正常に働くようにしてくれる効果もありシワやシミを予防し乾燥などの肌トラブルから肌を守ってくれます。

 

「美肌・美白効果」

美肌といわれる肌は、肌の油分と水分のバランスが整った良い状態になっています。

アルガンオイルは、浸透力が高く皮膚表面の細胞の間にある脂質と合わさることで肌の油分と水分を適度に蓄え、乾燥するのを防ぎ、みずみずしいお肌にしてくれます。

また、油分と水分のバランスが取れていると肌トラブルもなくなっていきます。

 

肌を柔軟性を引き出す高い保湿力

アルガンオイルは導入液としても注目されています。

洗顔後、普段使っている化粧水の前に使うことで、その化粧水の成分も一緒に肌の角質層まで届けてくれるので高い保湿効果が期待できます。

老化によって固くなった肌を柔らかくして、シミ・しわや肌の乾燥予防・美白効果も期待できると言われています。

 

肌細胞の若返り

アルガンオイルは肌細胞に栄養を与えることで新陳代謝アップと、肌細胞を活性化させます。余分な角質が取れることで肌のくすみ改善と肌のキメが整う効果が期待できます。

 

日焼け止め効果

アルガンオイルに多く含まれるオレイン酸とビタミンEは日焼け止めにも効果のある成分です。

ヒトの皮膚に近いオレイン酸は肌の表面をバリアすることで紫外線からの影響を予防し、皮膚のターンオーバー(皮膚細胞の新陳代謝)を促してくれます。

またビタミンEは、肌の酸化を防いでくれます。

そのため、シミやシワの原因でもある紫外線を防止するとともにシミ・シワになりにくい健康な肌へ導いてくれる効果があります。

アルガンオイルにはSPF5~9程度の紫外線効果があると言われているので、いつも使いの日焼け止めの前に使用するのも効果的です。

日焼け止め効果以外にも、アルガンオイルを塗ったほうが良い理由があります。

伸びが良くないクリームタイプの日焼け止めは、事前にオイルを塗っておくだけで伸びが良くなりムラなく付けることができます。

また、洗顔後の肌をオイルでコーティングしてくれるので、日焼けどめからの刺激や毛穴に入りにくいなどのメリットがあり、通常の洗顔やクレンジングでも簡単に落とすことができます。

 

アルガンオイルは「油焼け」などの心配はある?

日焼け止め効果のあるアルガンオイルですが、日中に使用すると紫外線の影響などで「油焼け」を起こしたり、オイルなので本当に「日焼け」しないの?と心配する人も多いかもしれません。

結論から言うと・・・

アルガンオイルは「油焼け」も「日焼け」も促しません!

現在の美容系オイルは、昔の石油系のオイルなどとは異なり不純物も少なく、また精製技術も優れてきているのでオイルの酸化等による油焼けは少なくなってきています。

また、「オイル=日焼け」とイメージするのはサンオイルなどの影響が強いのかもしれませんね。

アルガンオイルは、植物由来の天然オイルのため肌への刺激も少なく、特徴とも言える酸化しにくい成分も含まれているので安心して日中でも使用できます。

 

「ヘアケア効果」

アルガンオイルは、高い保湿力があるためスキンケアだけではなくヘアケアとして使うことによって、髪にツヤとハリを与えてくれ、美髪へと導いてくれます。

また、アルガンオイルに含まれる「サポニン」は血行促進効果が高く、頭皮のケアとしても使うことで抜け毛を予防し育毛を促進してくれる効果もあります。

頭皮と顔の皮は、1枚の皮で繋がっているため、頭皮ケアで血行を良くし元気な若々しい髪にするとともに顔のリフトアップにも期待できます。

 

「ボディマッサージ」

肌を柔らかくする効果があると言われているアルガンオイルなので、ボディマッサージやリンパマッサージとして利用すると、セルライト除去にも作用するとリンパマッサージもスムーズに行える効果があります。

 

「アルガンオイル使用上の注意」

・ニキビ肌の方へ

アルガンオイルの成分であるオレイン酸には、ニキビの改善効果があると言われていますが、すべてのニキビに改善効果があるわけではないので注意が必要です。

普通肌・乾燥肌の人が肌にできたニキビ(オレイン酸不足によるニキビ)には、非常に相性が良く、改善効果が期待できますが、脂性肌や思春期ニキビに対しては相性がよくありません。

成分であるオレイン酸は皮脂と似た成分なので、もともとニキビ体質の肌の人へは、悪循環になります。アルガンオイルを使用する前に必ず確認してくださいね。

 

【アルガンオイルの効果的な使い方】

「スキンケアとして使う」

①基本の使い方:洗顔後→(水分の残っている肌に)アルガンオイル1滴伸ばして肌につける→化粧水→乳液(orクリーム)として使い、いつもの化粧品の美容成分も一緒に肌の角質層まで届けます。

②蒸しタオルを使う方法:洗顔後→アルガンオイルを手に取って塗り、蒸しタオルで保湿し、その後①と同じ様にいつものスキンケアをします。

③スチーム美顔器を使う方法:洗顔後→アルガンオイルを数滴手に取り、顔に優しく伸ばして、約5分程度スチームにあたります。
使用後はひきしめ効果のある化粧水などで毛穴を引き締めてあげると効果的です。
その後①と同じ様にいつものスキンケアをします。

④入浴の際に湯船の中にアルガンオイルを5~6滴たらして贅沢に全身保湿として使えます。
お風呂上りに濡れたカラダにいつものボディクリームをしてからカラダをおさえる様な感じで拭きます。
(または、いつものようにお風呂に入り、お風呂上りの濡れた肌にアルガンオイルを塗るのも、もっちり肌効果が期待できます)

 

「アルガンオイルをヘアケアとして使う」

①ヘアオイルとして使う方法:洗髪後、髪の水分をタオルでやさしく取り、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントとして利用できます。

②乾いた髪に使う方法:毛先など傷みが気になる箇所に軽くもみこんでブラッシングして保護するように使います。

③ヘッドマッサージとして使う方法:シャンプーの前に頭皮マッサージをすると汚れを浮き上がらせ、除去してくれる効果があると言います。
その後のシャンプーでスッキリさせる利用法をおすすめします。

アルガンオイルでの頭皮のマッサージは頭皮を柔らかくし、それは髪の状態をよくすることと、顔の皮と一枚皮なのでこの方面からもエイジングケアの効果が期待できます。

 

「アルガンオイルをマッサージオイルとして使う」

①リンパマッサージとして使う方法
マッサージは心臓から遠い足先から始めます。
足先から足の付け根、腿からヒップという様にアルガンオイルを伸ばすように使ってください。(セルライトを意識する様なマッサージをおすすめします)
手首から脇、という様にやさしくマッサージします。

 

「アルガンオイルを食用として使う」

アルガンオイルは、美容オイルとして注目されていますが、実は食用のオイルもあり身体の内側からでもエイジングケア効果が得られる優れたオイルです。

また、生活習慣病の予防や冷えやむくみ、便秘の解消などの効果も期待できます。

食用に使われるアルガンオイルは、ローストタイプといってアルガンの木の実の種子を焙煎したオイルが使われます。

一方、美容オイルは、焙煎していないノンローストタイプを使用します。

ローストタイプのオイルの特徴として、 美容オイルに使用されるノンローストオイルに比べて、やや褐色が強く、ナッツの香りがするのが特徴ですが、ナッツの香りが気になる場合は、香りがないタイプもあるので自分 に合ったものを選ぶことができます。

 

食用として使う方法

①そのまま食べる
アルガンオイルはレモンなどと一緒合わせ、サラダのドレッシングとして使うことやアイスやヨーグルトなどのデザートにかけるのがおすすめです。

オリーブオイルのようにパンにつけて食べるものよいですね。

 

②加熱して食べる
食用のアルガンオイルは炒め物など加熱して使用することもできます。

しかし、加熱すると多少酸化してしまうので、加熱時間を短めにしましょう。

成分の効果を期待するなら、そのまま食べるのが断然おすすめです

アルガンオイルを食用として使用する場合は、1日大さじ1杯を目安すると良いと言われていますので摂り過ぎには注意してくださいね。

 

【アルガンオイルの選び方3つのポイント】

「粗悪な商品に要注意」

アルガンオイルは原料も少なくなっているのに反して、海外セレブなどからも人気が高くなり、需要の高い商品で価格も高騰している流れがあります。

その人気に便乗して、低価格な商品も出回ってしますが、極端に安いものは、質の悪いオイルのものも少なくありません。

本物の質のいいアルガンオイルの特徴をしっかり知り、購入の際には気を付けましょう。

 

ポイント①「本物のアルガンオイルの見分け方」

本物のアルガンオイルの特徴:黄金色・ナッツの様な香り・つけた後は浸透力が高いのでさらっとしています。

粗悪なアルガンオイルの特徴:色が黄金色ではない・色が薄い・酸化した様な酸っぱい匂い・つけた後、いつまでもべたつき感があります。

 

ポイント②「オーガニック認証を受けているアルガンオイルを選ぶ」

世界最大認証機関「ECOCERT(エコサート)(本拠地・フランスのトゥールーズ)」の認証を受けた、100%オーガニックのアルガンオイルである事、またはその他の認証機関(有名なところでは、フランスの「COSMEBIO(コスメビオ)」・ドイツの「BDIH」・「demeter(デメター)」など)の認証を得ているアルガンオイルをおすすめします。

 

ポイント③「低温圧搾法(コールドプレス法)の商品を選ぶ」

高温圧搾法は、高温で加熱しながらオイルを採取する方法が時間も短縮し、多くのオイルを採れる反面、オイルの本来の香りや栄養素を飛ばしてしまいます。

低温圧搾法はゆっくり時間をかけるため、採取される量が少なく高価になりがちですが、栄養素がそのままで抽出された純粋なアルガンオイルですのでこちらをおすすめします。

 

【人気のアルガンオイル商品】

@Golden Organic Argan oil(ゴールデンオーガニックアルガンオイル)
■50ml/参考価格:6,264円(税込)

モロッコで採取したアルガンオイルを湿度の高い日本の風土にも合う様に空気を通さない、そして光を通さない、とてもきれいなブルーの瓶に詰められています。管理は日本で行っています。
http://www.kockyjiana.com/

 

@Melvita(メルヴィータ)のビオオイル アルガンオイル
■50ml/参考価格:3,780円(税込)
■125ml/参考価格 7,560円(税込)

ECOCERT Environmentにより認められたフェアトレードとオーガニックを実践しています。



@naiad(ナイアード)アルガンオイル
■30ml/参考価格:3,672円(税込)
■7ml/972円(税込)

蓋はスポイト式で衛生的です。フルーティな香りが人気です。
http://www.naiad.co.jp/

 

【まとめ】

いかがでしたか。

アルガンオイルを毎日のスキンケアに加えるだけで加齢のせいだと諦めかけていた肌の悩みの改善に効果が期待できます。

どんなスキンケア商品も肌への浸透力と保湿力の高さがカギです。モロッコ発のアルガンオイルをあなたに合う方法で試してみませんか?

最初のコメントをしよう

必須

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください