【アルガンオイル】で美髪へ 若返りのオイル効果は肌だけじゃなかった!

髪の毛がパサつく、傷みが気になっているあなた。
髪の毛が年齢を重ねるごとに思い通りにならなくなってくる、というお悩みを抱えているあなた。
それらのお悩みを解消してくれるアルガンオイルの存在を知っていますか?
その効能や効果的な使い方までしっかり調べてお伝えしたいと思います。
アルガンオイルってどんなオイルなの?
髪に良いと言われるアルガンオイルですが、どのようなオイルなのか?成分なども分からない、という方多いのではないでしょうか?
ではまずアルガンオイルの基本的な疑問から解消していきましょう。
モロッコの至宝!超高級オイル
アルガンオイルはモロッコ原産のアルガンツリーの実から作られるオイルです。
何と100gのアルガンツリーの実から、1gしか採れないという高級なオイルなんだそう。
その成分はビタミンE・リノール酸などお肌を若々しく保ち、美白になどにも優れた効果を発揮すると言われています。
アルガンオイルの効能としては次の3つの作用があげられます。
・肌や髪の毛を太陽光や気候などの外的ストレスからから保護する作用
・アルガンオイルに含まれる必須脂肪酸が、肌や毛髪の乾燥を防ぎ水分量を保つ作用
・細胞機能を保護し肌や毛髪を若々しく保つ作用
髪の毛も元は同じタンパク質から作られているので、肌にいいものは髪の毛にも良いという事でしょう。
そのうえ爪のケアやセルライトケアにも使えるといった万能の美容オイルがアルガンオイルなのです。
アルガンオイルのここがすごい!ビタミンEが豊富
ビタミンEやリノール酸が含まれているオイルは他にもたくさんありますね。
その中でもなぜアルガンオイルがおすすめなのでしょうか。
それは成分の含有量にあります。
アルガンオイルには抗酸化作用があり、若返りのオイルとして知られているビタミンEが、オリーブオイルの3倍も含まれています。
このビタミンEであるγートコフェロールは、長期保存させるための防腐剤としても使用される天然の成分なのです。
この効果はアルガンオイル自体を長期保存するために有効なだけではなく、私たちの髪の毛や肌を若く保つための働きも期待できるという事に繋がります。
さらにこのγートコフェロール、美肌・美髪効果だけでなくむくみ解消やにも効果があるそうです。
その為美容成分としても注目を集めているようですね。
ポリフェノールや必須脂肪酸がたっぷり
アルガンオイルには不飽和脂肪酸であるオレイン酸とリノール酸がバランスよく含有しています。
この不飽和脂肪酸は必須脂肪酸です。
簡単に言うとこの必須脂肪酸とは体で作れないものだから、外から摂取する必要があるという事ですね。
リノール酸の含有量だけで言うと、ヘアケアオイルに使われる他のオイルの中でも群を抜いています。
そしてアルガンオイルには外から補う必要のある必須脂肪酸だけでなく、フラボノイドやカロチノイドと呼ばれるポリフェノールも多く含まれています。
最近ではポリフェノールもエイジングケアや健康にアンテナを張り巡らせている方々にはおなじみのフレーズなのではないでしょうか。
簡単に言うとポリフェノールとは植物が自然の過酷な環境から自分の体を守るために身に付けた自己防衛するための栄養素です。
そのポリフェノールは私たちの体を若く保つために一役買ってくれる、植物からの素敵なギフトと言えるでしょう。
そんな私たちの体に必要なものばかりがバランスよく含有しているのがアルガンオイルなのだと言えるのではないでしょうか。
アルガンオイルの効果的なヘアケア方法
アルガンオイルがどのようなオイルか分かったところで、さっそく効果的なヘアケア方法について考察していきましょう!
キレイな髪は頭皮から
髪の毛をきれいに保ちたいならその土台となる頭皮の環境を整えましょう。
アルガンオイルを使って頭皮マッサージすることで、オレイン酸の効果で血行が良くなり頭皮環境が整いやすくなります。
年齢を重ねてくると、どうしても髪の毛の立ち上がりが悪くなる、髪の毛が細くなってきた、頭皮の乾燥に悩んでいるという方が増えてきます。
そんな方たちに頭皮マッサージはとってもおすすめです。
<頭皮マッサージの方法>
・アルガンオイルを髪の分け目、両サイドに適量なじませ髪をブラッシングする
・爪を立てない様に額から後頭部に向かって10回程度マッサージする
・気持ちいい程度の力加減で頭皮全体にオイルを馴染ませるイメージで頭皮をほぐす
・シャンプーで洗い流す
オイルなのにシャンプーで洗い流せるのか?という疑問もあるようですが、アルガンオイルは人間の皮脂に近く水になじみやすい性質を持っています。
すっきり全部洗い流せなくても適度な艶を与えてくれますので安心してください。
もちろんマッサージの際、適量を越えて湿布してしまうとギトギトの原因になりますので、何度か試しご自分の適量を見つける事も大切です。
洗髪の後のドライは頭皮はしっかりと乾かし、毛先は8分目位の乾かし加減にする事が美髪へのコツです。
ドライヤーの熱から守ってつやめき美髪
髪の毛の乾燥や傷みはドライヤーの熱の当てすぎも大きな要因の1つです。
そういった熱刺激から髪の毛を守ってくれる効果もアルガンオイルには期待していいようですね。
<ドライヤー時の使用方法>
・タオルドライした髪の毛に少なめのオイルを毛先を中心になじませる
・ドライヤーを当て髪の毛を乾かす
この時も先ほどと同じように、頭皮はしっかりと乾かし毛先は8分目の乾かし加減で美髪を目指しましょう。
あまりオイルを使いすぎると髪の毛がぺったりと重くなってしまいますので、気持ち少なめにから始め自分の適量を見極めて下さいね。
ヘアオイルとして日中の紫外線対策
特に紫外線の強い春先から夏の終わりまでは髪の毛にもUVケアは必要です。
そのUVケアとしてアルガンオイルは有効です。
椿オイルや好きな香りの精油と混ぜて外出前の髪の毛に少量馴染ませるとしっとりとまとまる髪の毛になるうえUVケアも行う事出来ますね。
<おすすめのヘアオイルレシピ>
・アルガンオイル30ml
・イランイラン2滴
・ゼラニウム4滴
*その他お好きな香りの精油でOK
*柑橘系のオイルは光毒性(光が当たるとトラブルになりやすい)があるものが多いので避けたほうが無難です。
市販のシャンプーやトリートメントにin
高額のアルガンオイル配合シャンプーやトリートメントの実際は、ほんの気持ち程度の配合しかされていないという現実を知っていましたか?
それならば手持ちのシャンプーやトリートメントにアルガンオイルをinすれば高配合のアルガンオイルヘアケアの出来上がりです。
私のおススメは手元に出したシャンプーやトリートメントに1滴混ぜ使用する方法です。
もちろんシャンプー容器に入れる事も可能ですが、きちんと混ざっているか、使用期限など気になるところも出てきてしまいますからね。
様々な面からアルガンオイルを利用して美髪習慣を実践してほしいと思います。
食べるのもアリ?アルガンオイル
たくさんのビタミンEやポリフェノール類が含まれているのなら食べてもいいのじゃないのか?と思うアルガンオイルですが、食べるのなら必ず食用のものを選びましょう。
美容に敏感な方はこぞって様々な体にいいオイルを摂取しているようですね。
しかし、これは私自身の主観ではありますがアルガンオイルを食べるなら他の効能の高いオイルを食べるほうがいいのではないか?と思います。
アルガンオイルに多く含まれているリノール酸はコーン油やひまわりオイルに多く含まれていて日常的に摂取することができます。反対に摂取しすぎると弊害もある成分です。
血行が良くなるオレイン酸の効果を期待してならオリーブオイル、ポリフェノール類ならフルーツや野菜などを摂るなど、特にアルガンイオルでなくてもいい気はします。
もちろんアルガンオイルの味や風味、テクスチャーが好きなら摂取することはマイナスな訳ではありませんよ。
その場合はなるべく生でドレッシングなどにして摂取すると良いでしょう。
まとめ
モロッコの宝とまで言われるアルガンオイル。
その効果や効能は美髪だけには留まらないということが分かりましたね。
髪の毛を若々しく保つことが出来れば、見た目年齢だけでなく、気持ちも若々しくいられる事に繋がります。
アルガンオイルの力を借りていつまでも若々しい髪の毛、素肌を目指しましょう!