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介護施設って複雑。介護施設の種類とそのメリットデメリット

 2016/12/28 マネー ライフスタイル 健康
この記事は約 16 分で読めます。 536 Views

今から介護施設を探したいけれど、何から始めていいのか…施設の名前はたくさんあるけれど種類がわからない…入所出来る基準は…???
みなさん、初めてのかたは同じような悩みを持っておられます。
確かに、種類が多すぎて、複雑な事も多く、専門家じゃないとわからないことだらけです。元ケアマネジャーの視点から、「私ならまずこうします。」「入居施設の見学では、ここを見た方がいいですよ。」と、担当利用者のご家族へ助言してきた内容をもとにお教えしますね。

結論から言いますと、まずは「特別養護老人ホーム」(特養)を何か所か見学して、良いと感じた施設を何か所か申し込みをしておくことをお勧めします。

待機者が多くて、なかなか入れない特別養護老人ホームの見学と申し込みを最優先して、その後にゆっくりと他の施設を見学したり、検討していく事が良いと思います。
もちろん、「親には豪華な有料老人ホームで過ごしてもらいます。費用の心配も大丈夫です。」という方は、特別養護老人ホームへ申し込む必要はないのですが、ご家族のこれからの生活もありますから、良い所で折り合いをつけたい…と思われている方は、是非、見学と申し込みを始めてください。

大切な親の生活の場所となる、介護施設選びです。
介護施設は名前も似ているし、特徴もメリットもデメリットも全然わからない事が多いと思います。
ここでは「種類」「メリット、デメリット」を紹介しながら、介護施設を選ぶ際の気を付けて見ておきたい所をまとめていきますね。

介護施設の種類


介護施設にも大きく分けて、公的施設と民間(運営)施設があります。また施設によって、サービス内容や目的、費用、入居条件も違いがあるので、注意が必要です。
まずは特徴を説明していきますね。

【公的施設(介護保険三施設)】

1、特別養護老人ホーム

原則、要介護3~5の認定が出ていて、自宅での介護が厳しく、重度の介護を必要とする要介護者が、比較的軽費で長期入所が出来る施設です。ここで余生を過ごし「終の棲家」となることが多いです。看取りに関しては、行っている所と行っていない所があるので、必ず確認を行うことが大切です。一般に「特養」と呼ばれる施設です。

2、介護老人保健施設

病状は安定しているものの、退院後すぐに自宅に帰ることが不安な時や、リハビリを中心にして自立した生活、在宅復帰を目指す施設です。比較的軽費で医療管理下で看護、介護、回復期のリハビリが受けられます。
入所期間は3~6ヶ月で、その都度見直しを行います。退所の日が迫り、自宅には戻れずに、次に入所する施設が決まらない場合もあり、俗にいう「たらいまわし」の状況になることもあります。一般的に「老健」と呼ばれる施設です。

3、介護療養型医療施設

急性期の治療が終わり、慢性的な症状のための療養を行うための施設です。医療処置が必要な場合も入所は可能です。比較的重度の要介護者に対しての、医療、看護のサービスを行います。
急性期から回復期にある寝たきり患者に対する医学的管理下のケアが中心のため、状態が安定してきたら、退所を求められることもあります。「療養病棟」とも呼ばれます。
厚労省は2011年までに介護療養型医療施設の廃止すると言っていましたが、入居者の受け入れ先の問題もあり、現在の所は2020年まで延長しています。

【公的施設の福祉施設】

1、ケアハウス

「一般(自立)型」と「介護(特定施設)型」があります。

「一般型」は60歳以上、または夫婦のいずれかが60歳以上で、主に自立しているが、独立生活に対して不安のある高齢者が対象です。
「介護型」は要介護1以上で65歳以上の高齢者が基本条件です。

2、軽費老人ホーム

一般の有料老人ホームよりも、比較的安い金額負担で利用できる福祉施設です。主に生活に対する不安のある自立、または要支援の高齢者が対象で、家族による援助が困難な人を対象とした施設です。
「A型」…見守り、食事の提供を行います。
「B型」…見守りのみです。

【民間運営施設(社会福祉法人、医療福祉法人、民間会社】

1、有料老人ホーム

①介護付き有料老人ホーム

見守り、食事、生活、掃除、洗濯、リハビリ、レクリエーション。介護職員や看護師による食事介助や身体介助、服薬や健康管理など施設の職員によりサービスが受けられる介護施設です。主に施設事業者によって提供されます。サービス内容は施設によって異なりますので、入居を決める際には確認することが大切です。

②住宅型有料老人ホーム

自立(要介護認定されていない人)、要支援、軽度の要介護者の高齢者が主な対象です。生活援助は受けられますが、介護が必要な場合は外部のサービスを利用しながら生活します。
基本的には自立した高齢者を受け入れますが、外部サービスを利用することで、要支援や軽度の要介護者も受け入れることもあります。施設により基準が違いますので、確認が必要です。

③健康型有料老人ホーム

家事などのサポートを受けながら、日常生活を楽しむ設備が充実した施設です。入居者同士のサークル活動が盛んで、毎日の外出も自由に行われています。
基本的には自立(介護認定されていない人)、要支援者を受け入れてますが、要介護度が上がると退去となります。

2、その他の施設

①サービス付き高齢者向け住宅(サ高住、サ付き)

バリアフリー対応の賃貸住宅です。施設により受け入れ可能な要介護度は変わっています。
金額は利用権方式ではなく、賃貸借方式で契約をするので、多額の入居金は必要なく、入居者の権利が確保しやすいです。
施設によりサービスのばらつきや質が大きく違います。入居を決める前に、しっかりと観察した方が安心です。
また介護サービスが後付けとなるので、毎月、家賃、食費、水光熱費、おむつ代の他に、利用した介護サービス費用も負担となります。

②グループホーム

認知症高齢者が少人数(5~9人)で共同生活を送りながら、職員による身体介護、生活援助、レクリエーション、リハビリなどが受けられる施設です。
身体状態の悪化、一人で更衣、食事、排せつが出来なくなったり、日常的な医療ケアが必要になると退去しないといけない施設が多いです。入居時に確認が必要です。
入所の基準が65歳以上の要支援2または要介護1以上の認知症患者、施設のある市町村に住民票がある事(グループホームは地域密着型のサービスのため)が基本の基準です。
施設の受け入れられる状態により、多少の違いはあると思います。

以上です。
たくさんあり、どの施設がいいのか、どこが親に合っているのかが判断が難しいですよね。
ご両親の性格や社交性、認知症の有無によって入れたい施設、入れそうな施設と変わってきますね。

どの施設にも一長一短があります。
次は施設のメリット、デメリットについてお話しますね。

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