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放っておくと危険なメニエール病!メニエール病の症状と更年期のめまい

健康
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メニエール病を知っていますか?
主にめまいを中心とした症状が現れる病気です。メニエール病は放っておくと重症化してしまうので早めの治療が必要になります。

一言にめまいといってもさまざまな症状があり、立ちくらみやふらつきなどの症状は経験したことがある人が多いと思います。また、更年期周辺の時期に現れることの多い症状のひとつでもあります。

1日に数回めまいがする、最近めまいや耳鳴りがする、など気になる症状があると不安ですよね。

そこで、今回は、メニエール病の症状や原因と更年期障害のめまいの症状についてお伝えします。

メニエール病って?

メニエール病は、「若い女性がなるめまいの病気」「めまい=メニエール病」というイメージが浮かぶかと思いますが、実は、30~50歳代の女性に多く見られる病気で、めまいの他に症状が伴うなど診断にはさまざまな基準があります。

主に「耳鳴り・耳の閉塞感・難聴などの聴覚症状を伴うめまい発作が繰り返し起こる」症状を指します。

突然、激しい回転性のめまいと吐き気が起こります。そして同時に耳鳴りや難聴・頭痛などの症状も現れます。めまい発作は10分~数時間程度続き、繰り返し発作が起こります。このような症状が繰り返し起こること、平衡感覚がおかしくなり、常にフワフワと身体が浮いている感じや傾いているように感じるようになってきます。

初期症状では、メニエール病と判断することは難しいですが、時間の経過とともに症状は進行していき慢性化するため、どのような症状が現れるのかを理解しておくことが大切です。

メニエール病の症状

 メニエール病の3つのタイプ

メニエール病は、耳の中のリンパ液が過剰になり水腫(水ぶくれ)ができます。この水腫(水ぶくれ)ができる部位によって症状が変わります。

めまいと聴覚症状「典型的なメニエール病」

典型的な症状で、めまいが現れる前に「ブーブー」や「ゴーゴー」といった音の耳鳴りや耳の閉塞感・軽い難聴が起こります。その後、前触れもなくグルグル目が回る回転性のめまいが現れます。このように、めまい発作の他に聴覚症状を伴い何度も繰り返されるのが特徴です。メニエール病の初期は無症状のことも多く、気づかないまま月日が経過している場合もあります。めまい発作も難聴も繰り返し起こることで慢性化してしまう可能性があります。

めまいのみの症状「前庭型メニエール病」

めまい発作が主な症状です。耳鳴りや耳の閉塞感・難聴などの聴覚症状は現れません。 前庭型メニエール病の2割程度が典型的なメニエール病へ移行します。

聴覚症状のみ「蝸牛型メニエール病」

聴覚症状である耳鳴りや耳の閉塞感・難聴などが主な症状です。めまい発作は現れません。しかし、蝸牛型メニエール病の約8割は聴覚症状だけではなくめまい発作も現れるようになり、典型的なメニエール病へ移行します。

メニエール病の初期症状

〇めまい
メニエール病の代表的な症状です。
突然、激しいめまいが起こります。前兆やめまいを起こすきっかけがあるわけではありません。回転性のめまいで、ぐるぐると激しく回るめまいです。平衡感覚がなくなり立っていても横になっていても気分が悪い状態になります。発作時間は10分~数時間継続します。

〇耳鳴り・耳の閉塞感
めまい発作の前後に耳鳴りや耳が詰まった感じがします。発作が治まると耳鳴りや閉塞感はなくなりますが、繰り返し起こることで、常に耳鳴りがしているような感じがしてきます。

〇頭痛
頭が重く感じられ、押さえつけられているような圧迫感のある頭痛を感じます。

〇難聴
頭痛とめまいが強くあらわれた場合などは脳障害等の原因かもしれないので注意が必要です。難聴にはさまざまな症状がありますが、共通して低音が聞き取りにくくなってきます。
・頭痛とめまい発作と同時に現れる難聴
・発作後には症状がなくなる一時的に起こる難聴
・発作とともに繰り返し起こることで徐々に聴力が落ちてしまう症状など。

〇吐き気
めまいとともに吐き気が現れることがあります。実際に吐いてしまう場合とめまい症状はないけれど吐き気だけあるという人もいます。

〇斜頚感(平衡感覚の異常)
めまい発作が繰り返し起こることで、平衡感覚に異常が生じてきます。めまい発作がなくても体が浮いているような感じや身体が傾いているような感じがします。

症状の進行段階

メニエール病の症状は、3つの段階を経て進行していくため、早期の治療が必要になります。

初期

メニエール病の初期症状は、耳の症状から始まる場合が多いのが特徴です。
耳鳴りや耳の閉塞感・低音が聞こえづらくなる難聴などの聴覚症状が現れます。繰り返し聴覚症状が起こり次第にめまいの症状が現れます。めまいの特徴はグルグル回転するめまいが起こり、突然に襲われます。

活動期

めまいなどの症状が繰り返し現れます。症状の現れ方に波があるので注意が必要な時期です。毎日から毎月など頻繁に症状が現れる時期が数ヶ月続いた後に、急にめまいなどの症状が見られなくなる場合もあります。一見すると症状が改善されたように思えますが、メニエール病の進行過程での症状で間歇期といわれる、目立った症状が現れない時期のことです。症状が改善されているわけではないので治療が必要になります。

慢性期

治療を行っていない場合や活動期に治療を中断した場合などは、慢性期へと進行していきます。繰り返されるめまい発作と聴覚症状により聴覚機能が低下し、はっきりと自覚できる耳鳴りや難聴が現れます。

メニエール病の原因

私たちの耳の構造は、外側から外耳(がいじ)・中耳(ちゅうじ)・内耳(ないじ)の3層の構造になっています。メニエール病は内耳の異常によって起こります。
内耳には、聴覚に関わる「蝸牛」、平衡感覚に関わる「前庭」「三半規管」という器官があります。これらの器官は通常一定のリンパ液で満たされている状態です。
しかし、何らかの原因でこのリンパ液が過剰に溜まってしまい、水ぶくれ(水腫)状態になってしまうことで聴覚や平衡感覚の機能に異常をきたす病気です。

では、どうしてリンパ液が過剰に増えてしまうのでしょうか?

リンパ液が増える理由は?

リンパ液が過剰に増えて、水ぶくれ(水腫)ができる原因は明らかではありません。しかし、メニエール病はストレスが関係して起こる病気と考えられています。
ストレスやホルモンバランスの乱れ、疲労や睡眠不足によって、自律神経の障害により症状が発症するとされています。

 

メニエール病と更年期のめまい症状の違い


更年期周辺時期には、ストレスが多い時期であり、女性ホルモンの乱れや自律神経のバランスを崩してしまうことでさまざまな症状が出ると言われています。めまいは、この時期に見られる症状の一つで、多くの人が経験しています。

メニエール病も更年期と同じような要因が症状を引き起こす可能性があると考えられています。そして症状が見られる時期も重なっています。
では、更年期にみられるめまいの症状とメニエール病のめまいの症状は同じなのでしょうか?

更年期障害のめまいの症状

メニエール病のめまいは、聴覚症状が見られ、繰り返し症状が起こるのが特徴です。
めまい発作時間は10分~数時間程度続きます。期間も長期間わたり症状が継続します。

一方、更年期障害のめまいには聴覚症状は、耳鳴りを伴うことがありますが、周りが静かになると耳の中で「キーン」といった音を感じる程度の軽症なことが多いです。症状は時間の経過とともに自然になくなっていきます。

更年期のめまいの種類

メニエール病のめまいは回転性のめまいに対して更年期は浮動性めまいが多いとされています。
浮動性のめまいは、身体がフワフワと浮いているような、ゆらゆら揺れているような、雲の上を歩いているような感覚の症状です。長期間くりかえし続く場合が多く、肩こり、首のこりを伴うこともあります。

更年期のめまいの原因

更年期周辺の時期にめまいが現れる要因には
・環境の変化や身体的な不安などストレス
・女性ホルモンバランスの減少やバランスの乱れ
・自律神経のバランスの乱れ
・自律神経の乱れや女性ホルモンの減少によって低血糖・低血圧を引き起こしたり、脳への血流が悪くなったり、立ちくらみやふらつきといった要因がめまいを引き起こしていると考えられています。

 

まとめ

いかがでしたか?

めまいや耳鳴りは、疲労やストレスなどから症状が現れることは珍しくありません。そのため症状を軽く見てしまうことも多いかと思います。

メニエール病の症状や更年期のめまいの症状をしっかりと理解しておくことで、自分のめまいの症状が、大きな病気の症状ではないか確認することが大切です。

症状には個人差があります。症状が長期間続く場合や他の不調(頭痛や吐き気など)も見られる場合は医療機関への受診をおすすめします。

 

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