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最近イライラする!これって何かの病気?イライラを引き起こす3つの原因と4つの症状

 2017/01/20 健康
この記事は約 8 分で読めます。 1,215 Views

なんだか無性にイライラすることってありませんか?

イライラして怒りっぽくなったり、周囲に八つ当たりをしたり
・・・そして自己嫌悪
なんていう悪循環を繰り返してしまう時ってありますよね!

イライラは物事や状況が自分の思い通りにならない時に、自分の心に現れる症状です。

しかし、思い当たる出来事(ストレス)がない場合や一時的なイライラではない場合などは注意が必要です!ホルモンバランスが崩れたり自律神経が乱れたりすることによって引き起こされている症状かもしれません。

そこで今回は、イライラする原因とイライラを引き起こす病気についてお伝えします。

イライラを引き起こす3つの原因

自律神経の乱れ

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経があります。

この2つの神経がバランス良く機能することによって、脈拍や血圧、消化運動・体温調節など状況に合わせて、身体を最適な状態に調節てくれています。

〇交感神経は「緊張・興奮の神経」
日中に活性化している神経で、仕事や家事などができるように身体を活動的な状態にします。

〇副交感神経は「リラックスの神経」
主に夜間に活性化している神経で、身体をリラックスさせゆっくりと休めるような状態にします。

2つの神経のバランスが崩れると、活動しなければならない時に抑制状態になり、リラックスしたい時に興奮状態になりイライラしたり、感情が不安定になったりします。

女性ホルモンのバランスの乱れ

女性ホルモンにはプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2つのホルモンがあります。

〇エストロゲンは「美肌ホルモン」
女性らしさを形成したり、排卵の準備をする役割があります。また自律神経のバランスを整えたり、感情や脳の働きに関係してきます。

〇プロゲステロンは「ブスホルモン」
妊娠を助ける役割があります。そのため体内の水分を保持したり食欲を増進させたりと、むくみやニキビなどを引き起こしてしまうこともあります。

この2つの女性ホルモンはとても重要な役割を持っています。ホルモンのバランスが崩れると、身体にいろいろな変化が現れ、特にイライラを感じる原因となります。

セロトニンの不足

セロトニンは脳内にある3つの神経伝物質の中の一つで「幸せホルモン」とよばれています。人間の精神面に大きな影響を与える役割があります。

セロトニンの分泌が減少すると他の神経伝達物質であるノルアドレナリンが過剰に分泌されイライラ症状が現れます。ノルアドレナリンはストレスを感じたときに急増し、イライラ、興奮、血圧の上昇などをもたらします。

私たちの知らないうちに身体の機能が正常に働かず、特に思い当たる出来事がなくてもイライラの原因を作ってしまうことがあります。これらの原因から引き起こされる病気を紹介します。

 

自律神経失調症

イライラする病気で代表的なのが自律神経失調症です。

神経が敏感に反応するようになってしまい、何かにつけて意味なくイライラしたり、カッとなって落ち込んだりと感情が不安定になる症状が特徴です

自律神経失調症は、自律神経である「交感神経」と「副交感神経」のバランスが何らかの原因で崩れてしまった状態のことを指します。多くの場合はアドレナリンを分泌する交感神経が優位になることでイライラなどの症状を引き起こします。

交感神経が優位になると

・交感神経が活性化するといつも興奮状態になるので外からの刺激に敏感になります。
・理性や判断を司る脳の働きに悪影響を及ぼし、感情を抑制することができなくなります。
・イライラなど感情が不安定になったり、コントロールしたりすることができなくなると考えられていています。

自律神経失調症の原因には2つあります

①ストレス

人はストレスを感じると交感神経が活性化されストレスに抵抗しようとします。長期間のストレレスや強いストレスは、交感神経を常に活性化している(興奮)状態にさせてしまいます。ストレスには、暑い・寒い、騒音など環境によるものと人間関係などの精神的ストレスなどがあります

②不規則な生活習慣

私たちの身体には24時間の体内リズムがあり、この体内時計に沿って交感神経と副交感神経は活動する時間帯が決まっています。不規則な生活習慣は本来、活性化させるべき時間帯に活動しなくなってしまいます。

 

月経前症候群(PMS)

毎月の生理が始まる1週間くらい前から心身にさまざまな不快症状が現れます。生理が始まると症状は緩和していったり、自然となくなっていきます。この症状は、女性の8割近くに見られます。

下腹部や乳房の痛みなどの身体的症状とイライラや憂うつなどの精神的症状が現れますが、症状の種類にはかなり個人差があります。その中でもイライラの症状は多くの女性が経験している症状といわれています。

原因はわかっていませんが、排卵期に女性ホルモンのバランスが変わることで心身が対応できず症状が現れると考えられています。

・月経から排卵まではエストロゲンという女性ホルモンが優位になります。

・排卵から次の月経まではプロゲステロンという女性ホルモンが優位になります。

プロゲステロンが優位になると

・イライラ症状が強まります。
・セロトニンの機能を低下させてしまいます。
・憂うつな気分や不安などの精神症状が現れたりします。さらにイライラしたり、攻撃的になるといった症状も引き起こします。
・インシュリンの働きを弱めます。
血糖値が低下すると、脳の働きが弱まり集中力や思考能力が低下するため憂鬱になると  イライラが止まらないなどの症状が現れます。

 

更年期障害 

女性なら誰でも起こりうる病気で、閉経時期周辺の40~50代の女性で多く見られます。

更年期障害の症状は、のぼせやほてり、頭痛やめまいなどの身体症状とイライラ、気分の落ち込みなどの精神症状、その他の症状(排尿障害や湿疹など)などさまざまな症状があり期間も1年から数年とかなり個人差があります。

特によく見られる症状は「ホットフラッシュ」といわれるほてりやのぼせという症状です。また、訳もなくイライラしやすく感情がコントロールできなくなることも多く見られます。

閉経周辺時期は女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が減少してきます。それにより、もう一方の「プロゲステロン」が優位になりイライラが生じます。また、セロトニンの機能を低下させている原因にもなるので余計にイライラが強くなり感情のコントロールができなくなります。

さらに、更年期の時期は社会・家庭環境の変化が多い時期になります。仕事上の責任あるポジション、子どもの独立、親の介護、将来の不安などストレスを抱えやすい年代です。

このようなさまざまなストレスは女性ホルモンのバランスの乱れと合わさり、さらに自律神経のバランスを崩してしまい、イライラといった症状を引き起こしてしまいます。

 

うつ病

うつ病も誰にでも起こる可能性のある病気です。

原因ははっきりとはしていませんが、脳内のセロトニンやノルアドレナリンという神経伝達物質が不足することによって引き起こされると考えられています。また、几帳面や完璧主義などの性格や資質、生育環境なども影響しているといわれています。

症状は気分が沈んだりやる気がなくなったりする症状ですが、誰でも起こる一時的なものではありません。言葉では言い表せられないような気分の落ち込みや何事にも興味や関心が持てなくなるなどの精神症状が2週間以上続き、日常生活に支障が出てくる状態です。

うつ病は気分の落ち込みが激しいためにイライラするというイメージはない人が多いと思います。しかし、うつ病の人にもイライラ症状を持つ人が結構多いです。

うつ病にはさまざまなタイプのうつ病があります。一般的なうつ病の場合は、意欲や気力の低下とともに心の余裕がなくなったことで、不安や焦燥感が強くなりイライラ症状が見られることがあります。

また、非定型うつ病は、一般的に私たちがイメージするうつ病とは正反対の症状がでるうつ病です。そのため、気分の落ち込みなども見られますが、とてもエネルギーがあり好きなことや楽しい時には気分が高まるという特徴があります。そのためエネルギーが高まってイライラしたり攻撃的になったりといった症状が見られます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回お伝えしたイライラ症状が現れる病気には、自律神経・女性ホルモン・脳内の神経伝達物質が正常に機能しないことが原因で症状が現れています。

そのため規則正しい生活、神経や女性ホルモンに良い食品の摂取、アロマテラピーなどイライラを軽減する方法などさまざまな方法を実践してみるのも良いかもしれません。

しかし症状がひどくなると自分ではコントロールが難しいために、つらい症状を軽減するためにも早めの医療機関へ相談するのが良いですね。

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